140529-30 ショスタコーヴィチ交響曲13番【バビ・ヤール】withカスティーリャ・イ・レオン管弦楽団

ヴァシリー・ペトレンコ&RLPO来日記念その2。

https://twitter.com/v_valencienne/status/406750418941669376
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スペイン・バリャドリッドのミゲル・デリベス文化センターについて&140529-30 R.シュトラウス【変容】withカスティーリャ・イ・レオン管弦楽団

この記事は★こちら★でも読めます。読みやすいほうでどうぞ。写真はこの記事からそのまま引っ張ってきているので、こちらでは少し不格好ですがご容赦下さいませ。
ヴァシリー・ペトレンコ&RLPO来日記念その1。
(今更、いまさら、イマサラ〜〜〜〜〜!なんですけど^^;)

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ヴァシリー・ペトレンコ&RLPO来日記念その1。
(今更、いまさら、イマサラ〜〜〜〜〜!なんですけど^^;)

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2014.May Berlin & Valladolid (Spain) & Madrid

★暫くこの記事をトップにおいておきます★

★7月17日:テンプレ変えてみました。夏ですし爽やかに青を!と思って(^^)
バックは今年5月末・夜9:00過ぎの^^; スペイン・バリャトリードのミゲル・デリベス文化センターです。

スマホからだと重たくなると思い、そちらは思い切ってシンプルな真っ白のテンプレにしました。まあスマホでは色々装飾があっても鬱陶しいかな?と思って・・・
PCからの閲覧が重くなっているようでしたら、お知らせ下さいませ。よろしくお願いします。
*****************

毎回企画倒れになりがち^^;のこの「旅程表&リンク集」ですが、今回は殆ど日本語の情報の少ない街・スペインのバリャトリード市内のことなど、ネタも色々取り混ぜて行く予定…(皆さん、はっぱかけて下さいね^^;)

★旅に行く前の心情などは →→→

★6月10日UP:フィンエアーのビジネスクラス
★6月12日UP:アレクサンダー・ヴィノグラードフ来日のお知らせ
★6月19日UP:5月27日 ドン・ジョヴァンニ@ベルリン・ドイツ・オペラ
★7月2日UP:5月28日 ドン・カルロ@ベルリン・シラー劇場
★7月15日UP:5月28日午前中 ベルリンの青空市場→友人宅ご訪問
★7月17日UP: 5月28日午後 ベルリン国立歌劇場改修工事の変遷

5月26日 
仕事終了後名古屋へ。飛行機のオンラインチェックインは既に済み。


5月27日 
7:30出発 → 8:30 中部国際空港到着。チェックイン&荷物預け入れ。足りないもの買い足し,クレジットカード会社に電話等。

MUJIの全世界共通変圧ブラグ。
国をまたいで旅行する時には便利♪


10:30 AY080 フィンエアー  ビジネスクラス(体験記は→→→

14:40 Helsinki → セキュリティチェック後、Docomoにスマホの設定確認の問い合わせ電話等。

17:00  AY917 Helsinki → Berlin
17:55 Berlin => 20分遅延

スーツケースピックアップ後
18:25 タクシーでホテルまで。所要時間20分ほど。€22

Hotel: 5/27 & 28 ibis Styles Berlin an der Oper 2泊 € 162¥23,015)
(イビス スタイルズ ベルリン アン デア オーパー) Tel 49315830
チェックイン&急いで着替えてベルリンドイツオペラへ。

19:00- ドン・ジョヴァンニ@ベルリンドイツオペラ(チケット現地調達。平土間前から13列目の左端。€72 ¥10,229)感想は→→→


5月28日
友人宅ご訪問&ブランチをごちそうに。この間に翌日のエアベルリンのオンラインチェックイン完了。

午後から(工事中の)ベルリン国立歌劇場周辺の散策&お茶。


19:30- ドン・カルロ@シラー劇場(友人に手配して頂いたチケット。平土間前から6列目のほぼ中央)感想は→→→
 
5月29日
6:30 ホテルチェックアウト
タクシーにてテーゲル空港へ €18

8:50 AB8080 ベルリン・テーゲル空港発 エアーベルリン Tel 49 30 3434 3434


12:00 Madrid着
スーツケースピックアップ後空港のFloor 0のRenfe窓口にて電車のチケット購入。
€28.60(2等)

13:28 ターミナル4からチャマルティン駅まで移動。
14:25 チャマルティン駅ーバリャトリードまで。

15:25  Valladolid着。Linea9のバスにてManuel Azaña 56停留所まで。€1.40
所要時間20分ほど。


Hotel5/29 & 30 Washington Parquesol Suites & Hotel 2泊 € 162
(ワシントンパルケソルスイーツ&ホテル) Tel 34983385147

20:00-コンサート(R.シュトラウス「変容」/ショスタコーヴィチ交響曲13番)@ミゲル・デリベス文化センター(Centro Cultural Miguel Delibes)
往復ともタクシー利用。片道€5.70 所要時間7分ほど。


5月30日
Linea8のバスにて市内中心部へ。所要時間20分ほど。€1.40
バリャトリード市内散策。買い物、散歩…など。散策の途中で駅にて翌日のマドリード行きの列車のチケット購入。€28.60(2等)


20:00-コンサート(R.シュトラウス「変容」/ショスタコーヴィチ交響曲13番)@ミゲル・デリベス文化センター(Centro Cultural Miguel Delibes)
行きはLinea8のバス利用。所要時間5分ほど。€1.40
帰りはタクシー利用。片道€5.70 所要時間5分ほど。



5月31日 
ValladolidからMadridに移動
8:50頃ホテルチェックアウト。タクシーにて駅まで移動。€7.70 所要時間10分ほど。
9:45 バリャトリード→マドリードへ。途中セゴビアにも停車。

10:50 マドリード・チャマルティン駅に到着→Cercaniasにてバラハス空港T4へ。€2.55

バス発着所にて、ホテルにシャトルバスのピックアップをお願いする。

Hotel : Melia Barajas 1泊 €97 (¥13,725)
(メリア・バラハス)マドリード空港そばのホテル Tel 34917477700


午後〜21:30頃まで マドリード市内観光。ランチ、美術館×2、買い物…
この日の歩数は21000超えてました…


6月1日 
8:00頃ホテルチェックアウト。シャトルバスにてターミナル4へ。所要時間20分ほど。
空港でのお土産代 €35.95 (¥5,086)

10:15 AY3184 MadridHelsinki フィンエアー この区間はエコノミー。

15:30 Helsinki ラウンジは激混み…
17:15 AY079 Helsinki → Nagoya ビジネスクラス(体験記は→→→


6月2日
8:50 中部国際空港着。お疲れ様でした。

140528 後編 ベルリン国立歌劇場の改修工事の変遷(’10.12〜’14.05まで)

午前中、びよらさん宅で美味しいブランチを頂いた後は、私の真の目的?!
只今改修工事中のベルリン国立歌劇場周辺を、意味もなくぶらぶらすることを達するべく、引き続きびよらさんにお付き合い頂き、地下鉄U2でStaatmitteまで移動しました。
今やただの工事現場と化している(笑)歌劇場周辺をウロウロし、その結果を報告するだけでは芸がないので、
過去3回のウロウロの成果…というか、工事の変遷を辿ってみましょう。
【2010年12月末】
旧ブログで紹介したことあり。人気記事の一つでもあります(笑)

この頃はまだ、建物に手は加わってなかったのですね。但し、劇場とその横の事務棟?の間の広場への立ち入りは既に禁止されていました。写真には写っていませんが、この左側にOpernpalaisというカフェ併設の建物がある、あの場所です。

【2012年1月末】
建物も徐々に覆われ、塀ができていました。塀には公演のポスターを大きく引き延ばしたもの等が描かれており、これを見るだけでもテンションが上がりました^^;

塀ポスター。大好きな「コジ」とか(見てないけど)理髪師とか!
(バジリオのポスターじゃないのが残念だけどさっ)
ヒッピーなハンノさんとギューラー氏。大好きだった演出…
おお「魔笛」もある!
ハンノさん。私にとっても最強のパパゲーノであったことよ。シュテキだった〜
工事現場っぽい雰囲気になってます
激しく落書きされているバレンボイム先生
(要拡大)
チケット売り場も出現

で、この時初めて気がついたのですが、劇場横のOpernpalais(Unter den Linden 5Berlin)が閉店しておりました。

ゲシュロッセーン!のOpernpalais…

この中にはOperncafeというお洒落なカフェがあり、まあ、劇場が閉まっている今となっては客足も遠のく…ということかと思っていたのですが、
どうやら建物の契約期限切れで再契約をしなかったとのこと、再開するかどうかは不明だそうです。(2011年8月の新聞記事より)
いかにもヨーロピアンな、濃くて美味しいコーヒー&ばっちりドイツサイズ(26センチホール)のケーキは食べ応えがあり、私もオットとベルリンへ行った時には必ず立ち寄っていた、懐かしいカフェ。
混んでいた時に猛烈な席取り合戦に遭遇し、ドイツ人の執念?!を見たこともありましたが^^;
(劇場が閉まっている為、わざわざここへ行く方もいないとは思いますけど、昔の情報=開いていた頃の情報がけっこうネット上にも残っていますが、トリップアドバイザーには「営業終了」のトピックが立ってます)
劇場が再開したらまたやって欲しいですが、そういう事情ならどうなるか、わからないですね…
尚、この記事の為に調べていて初めて気がついたんですが、ベルリンにはもう一つ現役の「Operncafe」(Bismarckstraße 28)があります^^;;;;;

こちらは今回私が宿泊した、Ibis Styles Berlin an der Operとベルリンドイツオペラとの中間地点にあるんですね。

…やあだ。ぜんっぜん、気がついてませんでした^^;;;; 次回ベルリンに行った時には行って検証してこなければ(何を?)

【そして今回・・2014年5月末】
もう、何の建物の工事をしているのかわかりません・・^^;;;;;
こういう状態ですから、ひと気もあまりありません。最近この辺り〜ベルリン大聖堂辺りまでの治安が悪くなっているそうです。
(大聖堂の周辺は数年前からジプシー率高いです。私も2009年3月にはちょっかい出されました^^;)
不用意に鞄を半開きにしたまま、写真撮影などは言語道断とのことです。気をつけましょう・・・

わからないですよね^^;

かろうじて頭の部分で判別が。

工事に携わる方達のポスターも。。。

まだあった!塀ポスター!!まだいた!ハンノさん@パパゲーノ!

実は国立歌劇場の工事は難航を極めているそうで、本来ならばもうとっくに、出来上がっているはず…。

閉めたのが2010年の夏で、3年間閉鎖して2013年のワーグナー・イヤーにリングチクルスを行う・・という予定だったと記憶していますが
ふたを開けてみると実に色んなことがわかったとか。(ここでもちょっと書いたことあり)

・水分の多い土壌の上に立てられていた(ベルリンはもともと砂地の上にある街なので、地下水も豊富にあるそうです)
・地下に防空壕が発見され、おまけにその下に金庫?!があり、そこは水で一杯
・請け負っていた建設会社が倒産した

などなど、ネタには事欠かない状態・・(情報はびよらさんより)

この様子を見るにつけ「これじゃあ再開は2020年ぐらいになるんじゃないのぉ〜?!」と二人でため息ついておりました。

ブランデンブルグ空港の大幅な工期の遅れ同様、こちらもいつになることやら・・;
(空港は今のままの方がいいけど、オペラハウスは早くこっちを再開して欲しいわあ)

で、そんな国立歌劇場ですけど、
「工事現場ツアー」が始まったそうです^^;

私がベルリンへ行く少し前から始まったので、えええええ〜〜行きたい!と鼻息を荒くしていたのですが、日にちが決まっていて、残念ながらこの翌日(5月29日)に行われるよ〜とのことでした。ううう…29日までいられたら絶対に行ったのに。

今現在(7月17日)では、今年7月の予定までしか出ていませんが、来シーズンも多分、行われることでしょう。
新しい情報がフォローできるかわかりませんので、興味のある方は

シラー劇場のHP から
FÜHRUNGEN → BAUSTELLENFÜHRUNG を探してみて下さいませ。
(来シーズンに入れば多分、SPEILPLAN2014/2015に出現すると思われます。。。)

【おまけ】

苦しむドミ様@シモンの頭をナデナデしてみた

塀に書かれている絵は、こんな感じで合成写真を撮ることも可能です。

(二人で行くと色々遊べるね!びよらさんはハンノさん@パパゲーノとのツーショットでご満悦でした^〜^)

ということで、私のケッタイな趣味にお付き合い頂いたびよらさん、本当にありがとう!!
この後は普通にお茶をして、夕方にはホテルへ戻り、夜の「ドン・カルロ@シラー劇場」へ出かけたのでした。今回、チケットはびよらさんに手配して頂いたのですが、びよらさんは都合がつかずに観劇は一人で。。。

これだけベルリンでお会いしているのに、なかなか一緒に観劇のチャンスがないのが不思議だけど^^;次回こそは一緒に観劇しましょうね:)))

しかし・・・どんだけこの劇場に執着があるの?^^; と、書きながら自分でも呆れてしまいましたわよ。もっと女子的お散歩記録としてまとめるつもりが、なんだかハードな工事現場(しかも、3回も行ってる)のレポになってしまいました・・・

140528前編 ベルリンの青空市場→友人宅ご訪問

祝ドイツW杯優勝〜〜!(ドイツチームヒイキのオットも積年の思いが叶った^^;)
に合わせたわけではないんですけど^^; ようやく身辺も落ち着いてきたので、旅行記の再開です。

なんだかんだでベルリンは、住んでいたことのあるアメリカを除いて私が一番なじみ深い外国の街。夫と一緒の訪問も含めると、今回が10回目・・・
数年前にブログを通して現地在住の友人が出来たことにより、また新たなベルリン訪問の楽しみも増えました。

で、その友人びよらさんから
「一日しかいないんだから、ヴァラリンさんがしたいことを最優先しよう!」との申し出がありました。

しかし何度も行っているベルリンで、私がはっきりと目的を持ってしたいことはただ一つ。

工事中の国立歌劇場の近くを意味もなくウロウロすること^^;

(そんなことしか思い浮かばないのも情けないのですが、前から行きたいと思っていた防空壕ツアー^^;も面白そうだけど、夏でも寒いとかいう話だし、実質一日の滞在で、おまけに夜にオペラを控えていると、精神的にもキツそうだしな〜〜っちゅーことで。。。)
と、正直に申し上げました。
しかし、それだけではあんまり(笑)だと思ったであろう、びよらさんから素敵な提案が。
自宅近くの青空市場→びよらさん宅でブランチ→国立歌劇場周辺の散歩 はどう?とのことで、
喜んでその提案に二つ返事でOK致しました。
**************
生憎のお天気の当日の朝、ホテルまでお迎えに来てもらった後、青空市場へ繰り出しました。大雨でしたが、市が立つ曜日であればお天気には関係なく開くとのこと。

雨が降っていても関係なく市場は開くそうです
濡れてしまいますが、一応幌被っているし。。

お野菜も新鮮です

にく、ニク、肉〜〜〜!

ハムやらソーセージやら。見てるだけで鼻息が荒くなります^^;

ジャガイモもこんなに種類が。
この時期はイタリア産のジャガイモが美味しいとのこと。

新緑の美しい季節・・・

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そしてびよらさん宅へ。「ヴァラリンさんにうちに来てもらえるなんて嬉しいわあ〜〜!」と嬉しいことを言ってくれました。もちろん、私もびよらさん宅へお邪魔できるなんて夢のよう。
白アスパラ専用の皮むき機があるとのことで
私もお手伝いしてみた・・んですが、
固くて^^;コツがいるのだそうです

今しがた市場で買ってきたばかりの白アスパラをゆでてもらったり、ハムやパン、チーズを準備してもらっている間に私はパソコンを借りて、翌日のマドリード行きの飛行機のオンラインチェックインを済ませました。

何気なくてもどれもホントに質が高い。食べ物も家具も、びよら邸の内装も素敵でした(*^^*)
シュパーゲル!この時期ならではの美味。
こんな太い子は日本では見られません!ジャガイモを付け合わせにしてもらいました。

ナントカというロシアのティーカップ。ロシア好きの私の為に
びよらさんが特別に出してくれたのに、名前を失念してしまったわ^^;

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美味しいものをたくさん頂き、お喋りにも花を咲かせ、ああ幸せ・・と、余韻に浸りつつこの記事を書いている最中に、まさにそのびよらさんからメールが届きました^^;
すごい偶然!引き寄せてしまったかも(笑)

この後の国立歌劇場へのお散歩の際に撮影した写真を色々送って頂いたので、お散歩編は後編といたします〜〜
(散歩についてまとめるつもりが、工事現場の実況中継のような作りに・笑)

140528 ドン・カルロ@ベルリン・シラー劇場

いつ完成するのー?(笑)

現在改装工事中で、完成はいつになるのか全くメドの立っていない^^;ベルリン国立歌劇場に、私が初めて行ったのは2004年の7月。その時見たのが新演出だった【ドン・カルロ】でした。

この上演に接したことがきっかけで、この劇場に関心を持つようになり、今に至るわけですから、この 【ドン・カルロ】はいわば私の原点。
これを見ていなかったら、私がこんなにしげしげとベルリンに何度も足を運ぶこともなく、あの人(笑)にもあそこで出会うこともなかったでしょうから。

そんな思い入れのある、10年ぶりの 【ドン・カルロ】…

10年経ってもやっぱり優れた舞台だと思いました。前日の「ドン・ジョヴァンニ@ベルリンドイツオペラ」はごちゃごちゃ騒がしい舞台だったけど、こちらは本当にシンプル。あれは、違う意味でもやめられないんじゃないかしら。なんせ、テーブルと椅子だけで全幕通してしまうのですから…

シラー劇場のドンカルロ終了。10年前初めてベルリンに来た時に観たのがこのプロのプレミエ、怒号と喝采が入り乱れて本場の凄さを肌で感じた時。ミニマムの極みとも言えるシンプルな装置で登場人物の心理状態を伝える。10年経っても根っこは変わっていない。弦楽器の甘美な調べに何度も落涙。
— ヴァランシエンヌ (@v_valencienne) 2014, 5月 28

この演出には問題になる場面が一カ所あります。
2幕終了間際の異端審問の場面。舞台前方に、手足をロープでくくられ、(足のロープは、天井から吊り下ろされています)全裸の男女が数人横たわり、
途中で、異教徒達はガムテープで口を塞がれ、フィリッポの手下の男性達からガソリン?(灯油缶に入った液体)をかけられ、最後には逆さ吊りになってしまう…というところ。

プレミエの時はちょうど、米兵がイラクに駐留しイラク軍捕虜に対する虐待問題が勃発した時期と重なっていた為、時流に乗ったアイディアだとも揶揄されたり、逆さ吊りになる人たちがかわいそう、とか、残酷過ぎる、等、色々物議を醸してました。その為、2幕終了後は怒号と喝采が入り乱れて大騒ぎ。途中で帰ってしまう人もいましたし。

しかし、あれから10年。さすがにベルリンのお客さんももう、これしきのことでは?!驚きもしませんし、怒号も飛びません。ただ、やはり初めてご覧になったらしき人たちからは、何となく戸惑いの拍手が聞かれましたけど。

とにかく、当時はものすごいセンセーショナルだったと思います。センセーショナルとい言う点では、前日のDOBのドン・ジョヴァンニだって凄いと思います。その時のトレンドとでも言うのかな・・

でもやっぱり、このぐらいの年数が経ってみて、更に真価が伝わることもあると思いました。こちらは10年経っても、陳腐化してないと思います。今の流行とは明らかに一線を画していると思いますが、今観ても古くささは感じられませんでしたし。まあ、私の思い入れが深い故かもしれませんが。

*********************

歌手も当時からフィリッポを歌っていたパーペを含めて、何度かリンデン→シラーで聴いたことがある人をはじめ、ゲストシンガーのカルロが大当たり。

確かファビオ・サルトリだったはずだけど、それにしては普通の体型(失礼^^;)だな〜〜と不思議に思い、
幕間で名前を確認したら、今年新国でドンホセを歌ったガストン・リベロでした。あの時は可もなく不可もなくと言う感じでしたが、カルロには適役。カルロは脆弱ではあるけど、タイトルロールですから、存在感が欲しいですもん。

ルネ・パーペのフィリッポだけが、10年前のプレミエ時と同じキャスト。あの時の印象を転記してみましょうか。全文は→→→

フィリッポを歌ったパーペ氏。この劇場の看板バス歌手でもある彼ですが、彼は新しい、現代のフィリッポ像を作り上げたと思います。あくまでも冷酷に、冷たく、クールな感じで、そのくせ弱さも露呈する・・ 
演技の面では、カルロから首元にナイフを突きつけられた時の表情と、『独り寂しく眠ろう』の前の、後味の悪さの『歌ってない時の』表現が特に見事でした。 歴代のフィリッポ歌いに比べると、ちょっと音域が高いかな?と思うのですが、硬質の声と現代的な歌い回し+役作りがよく合っていて、聴き応え、見ごたえ充分でした。遠目で見ると、若き日のF=ディースカウ氏に何となく似てるような気が(^_^;)スーツもよくお似合いでした^^

…あれから、パーペは何度フィリッポを歌ったのかしら?
ここ数年、彼の歌唱は以前よりも力が抜けた感があって(声のピークが過ぎているんじゃないか?とも耳にしますが)私は悪くないと思います。
でも、あの時はエボリとの濡れ場も、やりきれなさでいっぱい感アリアリだったのが、
今回は…枯れた男の哀愁が感じられました。そこに時の流れを感じた次第です。

ロドリーゴを歌ったアルフレード・ダザ(来年5月の新国「椿姫」に出演予定。新国のプロフには「ベルリン・ドイツ・オペラのアンサンブル・メンバー」と記載されてますが、シラー劇場(=ベルリン州立歌劇場)の間違いだと思います)も何度か聴いてますが、
なりふり構わない系の歌いっぷりが、意外とこの役にマッチしていて、特に辞世の歌のところではウルウルしてしまいました。新国では多分、彼の声は良く響いて聞こえるんじゃないかしら?

もう一人、意表をついた大当たりで、終始ウルウルさせられてしまったのが、エリザベッタを歌ったアンナ・サムイル。
彼女も何度も聴いているんですが、ほんとにあか抜けなくて、声だけは大きいんだけど歌が大味だし、映像で観たタチヤーナなんかはまだ良かったけども、
年末にTV放送されていたスカラ座の「かみたそ」でのグートルーネには辟易してしまい、今回もどうなんだろうーー;と殆ど期待してませんでしたが…

歌の未熟さが決してマイナスにはならない(と私は思っている)エリザベッタという役には良く合ってました。パーペとのコンビネーションも良かったですし、相対するカルロへの未練タラタラ感も巧く表現していたと思います。
エリザベッタの4幕冒頭のアリア「世のむなしさを知る神よ」で落涙したのは、初めてです。その場の雰囲気にも惑わされてしまったかもしれませんが。

逆にちょっと、ちょっと…と思ってしまったのが、エボリを歌ったマリーナ・プルデンスカヤ。超スレンダーで美人、黒いタイトスカートにハイヒールが良くお似合い・・・なのに、身のこなしが悪すぎます;;
この演出、テーブルが舞台になっているだけに?!食事のシーンが冒頭と2幕の異端審問のところで出てくるんですが、

エボリはちょうど、テーブルの短い部分に座っているので、客席からだと彼女の横からのお姿が見えるわけです。
その角度からだと食べるときの仕草が、あまりにも品がなく見えてしまい
(テーブルに顔を近づけて食べ物を迎えに行ってしまうのは、あり得ないと思うんですが、誰も指導する人がいなかったのかしら><)
一気に引きました・・・;;

しかもアンナ・サムイルがビックリするほどエレガントに変身していたので、尚更彼女の野卑な仕草が目についてしまいました・・・
いくら美人で歌もそこそこ歌えても、あの身のこなしでは魅力が半減しますよ。。。

オケには満足。プレミエ時のファビオ・ルイージ程ではないけど、イタリア人らしいキレで上手くドライブしてました。甘美な調べも随所に感じられ、落涙することも多かったですし;;
もしかしたらここのオケは、この作品とはとりわけ相性がいいのかもしれません。

で、まあ、これに尽きるということです↓

久々にリンデンらしさを感じた。ちょっと大変な旅程だけど、ベルリンに来て本当に良かった。友達とも沢山話せたし、充実の1日。明日(今日)は移動日だけど、本当にちゃんとたどり着けるか不安(>_<)
— ヴァランシエンヌ (@v_valencienne) 2014, 5月 28

幕間のブレッツェル&アプフェルザフト。
シラーのブレッツェルはバター入りで激ウマ!

************************
2014年5月28日
ドン・カルロ@ベルリン・シラー劇場 1F6列目中央で鑑賞

MUSIKALISCHE LEITUNG Massimo Zanetti
INSZENIERUNG Philipp Himmelmann
BÜHNENBILD Johannes Leiacker
KOSTÜME Klaus Bruns
LICHT Davy Cunningham CHÖRE Martin Wright

PHILIPP II. René Pape
DON CARLO Gaston Rivero
MARQUIS VON POSA Alfredo Daza
DER GROSSINQUISITOR Rafal Siwek
EIN MÖNCH Jan Martiník
ELISABETH VON VALOIS Anna Samuil
PRINZESSIN EBOLI Marina Prudenskaya
TEBALDO Sónia Grané
STIMME VON OBEN Adriane Queiroz
GRAF LERMA | EIN HEROLD Stephen Chambers

140527 ドン・ジョヴァンニ@ベルリンドイツオペラ

ヘルシンキを出発するのが20分ほど遅れた為、ホントならば18:00ちょっと前に到着するはずが、
テーゲル空港に着いて空港を出たのが午後6時25分過ぎ。7時からの開演に間に合うかどうか、微妙だな~~と思っていたのですが、
タクシーで15分ほどの距離にあるドイツオペラ、素晴らしすぎます!
定時で飛んでいてもギリギリになるのはわかっていたので、ドイツオパーに一番近いホテル ibis Styles Berlin an der Oper 
を予約しておいて正解。チェックイン→着替えて→走って400mほどの、はす向かいのドイツオパーに着いたのが5分前。

チケットも、そのときの状況にあわせようと思って買っていなかったので、滑り込みで窓口に駆け込みました。

上の方の安い席でもいいかな・・と思ってたのですが、せっかく来たのだし、上から2ランク目の72ユーロの席で空いているところを教えてもらうと、平土間の13列目の左から7番目なんかどう?と勧められ、その席を購入。

クレジットカードで決済してもらうと「あら!あなた前にも何回か来ているのね!!」と、窓口の女性に言われました。以前はネットでチケット購入したんですが、顧客情報、残っているのね(^^;
「はい、急いでね~~!」と言われて走って席へ向かったものの、うろ覚えなので該当の入り口がどこなのかわからず、結局係員の男性を捕まえて、教えてもらいました。
13列目に辿り着くと、端から5番目辺りに一人男性が座っていて、その向こう側2席が空いていたので「ああ、あそこが私の席ね」と思ったんですが、ギリギリの時間に駆け込んで「すみません~~」と行くのもなんだなあと思い・・
とりあえず一番端に座って、もし後から本来ここの席の人が来たら、動けばいいか、ということに^^;
いやはや、慣れって恐るべし。こんな綱渡り的なこと、観劇旅行を始めたばかりの頃には絶対にできなかった荒技です。
この劇場の平土間で見るのは、かれこれ10年ぶり・・かな?2004年の年末に、ここに初めて来た時には、ホテルのコンシェルジュに取ってもらったので、確か前から6列目辺りの真ん中だったとおもいます。でもその時どう見えていたのかは全く記憶に残っておらず;;
その後数回とも、全て上の方から見ていたので・・
この劇場、視界はどこに座ってもそれなりにいいんだな・・と思いました。上の方が結構快適なので、上からばかり見てましたけど、
平土間でも傾斜がしっかりついているので、ちゃんと全体が見渡せます。そういうわけで一番左端からでしたが、見切れる所も殆どありませんでしたし、視界のストレスは殆ど感じませんでした。
*************************
この演出は2010年(だったかな?)に新演出され、プレミエ時に舞台上の事故により、ダンサーの一人がが奈落へ落ちて亡くなった・・という、曰く付きの舞台。舞台写真を見ても殆どモノトーンで暗いし^^; まあ、見てもあんまり楽しい演出でないことは、ある程度織り込み済みでした。
タイトルロールは、プレミエ時にもタイトルロールを務めたイルデブランド・ダルカンジェロ・・・のはずだったんですが、急病によりキャンセル。
私は一度も当たったことがなかったですし、今回楽しみにしていたので残念でした。
彼は前日の「ファウストの劫罰」のメフィストも歌う予定だったんですが、この期間の公演は全てキャンセルし、休養に充てたとのこと。大事ないといいのですが・・
代役はMark Stone。初めて名前を聞いた若い方でしたが、ハイバリの美しい声で、難しい演技もこなしながら、体当たりでよく頑張っていたと思います。彼に関しては充分満足できました。
(5月27日のみ彼が代役で、後の公演はカルロス・アルバレスが歌ったとのことですから、それを知ってしまうとちょっと残念・・;)
では、ダルカンジェロやアルバレスが歌っていたらこの舞台の印象が変わったのか?と尋ねられたら、それはNO!でしょうね。
結論から言うと、大嫌いなタイプの演出。意味不明で暴力的でちっとも美しくなくて。
確かにキケンもいっぱいで、こりゃ死者が出ても不思議じゃないわ・・とハラハラしながら見たシーンも多数。特にドンが地獄落ちする直前の、騎士長とのやり取りとところなんかは、
ドンとその分身?手下?(これがまたよくわからない・・^^; ドンが歌っている時には、常に何人かの分身がつきまとっていた。これがダンサーの役割)
が、幅の狭いテーブルの上に多数乗っていて、癇癪持ちのようにぶるぶる震えたり、悶絶しながら互い違いにそれらが上下する(多分、5~6mは上下していたと思う)もんですから、見てて怖かったです;;
…事故があっても、この辺の演出は手を抜かないわけね(^^;
舞台上に黒いゴミ袋が散乱しているシーンがあったんですが、あれは一体何だったのか??? ドンが途中で、客席にイエローカードを一枚ずつ放り投げるんですが、あれも一体何??
SMプレイっぽいところもあったり
(ドンが上半身裸で、鞭を振り回しながらSっぽい性格を醸し出している・・ってのも、新しい解釈のようでいて全く新しくはないと思うのよねーー;)
半裸の男性達が沢山出てきて、大きな円錐状のものを汗だくになりながら押し回したり・・なんか、強制労働みたいで嫌だわ~~と思ったり。

唯一面白い!と思ってクスクス笑ってしまったのが、石像とドン&レポレッロのやり取り。石像は客席(平土間の10列目よりかは前辺りの、真ん中辺りと推測)から二人に声をかけ、ドンとレポレッロはせり出し舞台を歩きながら、二人で懐中電灯で探す・・というくだり。
これは効果的だったと思います・・が、実はこれ、嘗て心酔していた(笑)ベルリン国立歌劇場の「コジ」でこのアイディアはやっているんですよね・・

そんなわけで、なーんか、どっかで見たことのあるような演出の切り貼りで、既視感もアリアリね・・ふーん・・と思って見ていたんですが、最後の最後でどんでん返し。
ドンが死んだあと、ドンと分身、そしてレポレッロが、むくっと起き上がって、舞台後方に下がって行く。音楽はそこで終わり。
・・・つまり、ドン亡きあと、残りのメンバーで歌われるべき重唱をズバッとカット。最初、戸惑い気味にぱちぱち・・と聞こえた拍手が、あ、そういうこと?と気がついた後では、怒濤の拍手に変わりました。
はあ~~~なるほどね・・そういえば、途中の重唱部分(ドンに変装させられたレポレッロが皆にばれて袋だたきに遭う所)で思いっきりブーが飛んだんですが、あれ(重唱としての体を成していなかったといえばいなかったのでね・・;)下手だからブーしたの?と思ってたんですが、
もしかしたらあのお客さんは、既にこの演出を見ていて結論を知っていたので、重唱そのものに対してのブーだったのかもしれない・・とも、思ったわけです。
カーテンコールでの一番人気は、レポレッロを歌ったアレックス・エスポジート。まーよく動くこと動くこと。
「カタログの歌」は腹筋に腕立て伏せしながら歌うわ、舞台の端から端まで全力疾走しながら歌うわ、それはそれはすばしっこい。よく体力あるわね~~と感心することしきり。
で・も・ね。
私はオペラを見に(聞きに)劇場に来ているわけです。歌付きのアクロバットが見たいわけじゃないの。
オペラはクラシックですから、その枠…というか、ボーダーラインが私の中にあるんです。歌い崩したり、♪を飲み込んだり、過剰な表情付けは、特にモーツァルトでは御法度でしょう・・
私のその枠を、彼は完全に超えてしまっています。
演出家の難しい要求によく応えていると思いますけど、大げさに動くから演技達者だとは私は思わないのです。ゴメンなさいね~
そんなわけで、もしかしたらその場にいた中で、一番冷めた目で彼を見聞きしていたのは私かも・・
でも、お客さんは彼に大喝采を送る・・巷での評判も上々ですから、あーそうね、私の頭が固いのね・・ということですわね 😛
この劇場、嘗てはフィッシャー=ディースカウ、ヨーゼフ・グラインドル、ワルター・ベリー、エリザベート・グリュンマー+指揮はカール・ベーム等の綺羅星メンバーでドンジョやってたのよねえ・・そこからすると、随分遠くに来ちゃったもんだなあ・・などと(実際に見たわけでもないのに^^;)妙な感慨にふけっておりました。
もしかしたらまた新しい50年後に、もっともっとぶっとんだドンジョをこの劇場の片隅で見ながら、
今の私のように「嘗てからすると、随分遠くに来ちゃったもんねえ・・」と思いを馳せている日本人女性がいるかもしれません(笑)
その頃には、日本ードイツ間がコンコルド並みの超高速飛行機で、2~3時間で移動できちゃってたりして。
でも、良くも悪くもこれが今のオペラ界のトレンドであるのは事実。良いか悪いか、好きか嫌いかは別にしても、
お客さんの反応の良さを肌で感じましたし、確かにこういうタイプの舞台は、日本ではまず味わえないと思います。
そういう意味では色々イラつくことや、頭を抱えてしまうところもあるけれど、満足の行く舞台。やはり到着日に無理してでも見た甲斐はありました。
幕間にはブレッツェル&アプフェルザフト。そして終演後は近くのスーパー”Kaiser’s”でビールとチーズをちょこっと買って帰り、
正しいベルリンの夜の過ごし方?!を満喫して、お部屋に戻ったのでした。

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2014年5月27日
Besetzung
Musikalische Leitung
Inszenierung
Bühne
Kostüme
Chöre
Choreographische Mitarbeit

Don Giovanni
Donna Anna
Don Ottavio
Der Komtur
Donna Elvira
Leporello
Masetto
Zerlina
Chöre
Orchester