ワクワク、ドキドキ、ときめいたと思えば悩んだり。ココロは万年乙女・アラフィフ主婦の愛と勇気と愛しい声と。

160204&07 ファウスト@エッセン・アールト劇場(その1・前半の流れ)

2016 Feb.エッセン一人旅, アレクサンドル・ヴィノグラードフ, オペラ

☆「ファウスト」がこういう流れで上演されることが他にあるのかどうか知らないのですが、個人的には珍しいし、貴重だと思うので、覚えている範囲で
(思い出しながら向こうで簡単にメモを取ってた+ハイライトビデオ+舞台写真などを合わせて記憶を蘇らせている最中)
流れを記録しておきますね。簡単に・・のつもりだったのですが、前半だけでもかなり長くなってしまったので、前後半に分けてアップします。

公演の詳細データ、舞台写真まとめなどは

後半の流れは

をご参照下さい。

☆こんなに長いのに、まだ前半だけです^^; (でも既にヘンタイモードに入ってますので、閲覧には十分お気をつけ下さい・・;)

《舞台装置》
真ん中に大きな柱、その周りを回転盤?でぐるりと囲んであり、真上から見るとこういう感じ。

rehearsal

(リハーサル時のファウスト役Abdellah Lasriとメフィストのヴィノグラードフ)

状況に応じて回る回転盤の上で演技歌唱したり、そうじゃないところで歌ったり。
この回転盤が回る様子が、2Fからだとよく見えるのですが、平土間だと舞台の高さと目線が同じになるので、ちょっと面白さ減。聞こえ方も上の方が満遍なく聞こえたんですが、やっぱり真正面から彼の声を浴びたいし💕やっぱり違う場所から2回見るって大事ね。

・1幕

《序曲》
ベッドに括り付けられたマルガリータの遺体をずるずると引きずりながら、回転盤とは逆回りに重い足取りで歩くファウスト。

《老ファウスト登場》
チューブやら薬やら、医療器具をこれでもか!とつけさせられ、もはや薬さえ飲む力の残ってないファウスト。
青春を謳歌する若者たちは公園やビーチで戯れる制服姿の女子学生(実はメフィストの使い魔)
人形のように一つのポーズをとったまま微動だにしない。一周回るとまた別のポーズを取って・・という感じ。この「動きのなさ」が、妄想ファンタジーっぽさを増長する感じ。

瀕死の老ファウスト

瀕死の老ファウスト

《メフィストフェレス登場💕》
「呼んだ?」で右の奥から出てくるメフィストは、微妙に白髪も混じった肩くらいの長さのロン毛で、白いランニングシャツ+ピンクの生地にキラッキラのスパンコールのついたジャケット+ズボン。サッシュももちろんピンク(笑)
こんなカッコで病院内をうろついてたら怪しいってば💦 ・・と突っ込みつつ「に、似合う・・・💘」(←惚れ直しその1)

平土間から見た時はちょうど私の真っ直ぐ前の位置から出てきてくれたので、尚萌え萌え。

1602-Faust-Essen-001

メフィストは初日だけは白塗りメイクしてたみたいだけど、私が見た2回目以降はやめて素顔に近いメイクでした。その方がもちろん素敵です。

老ファウストの医療器具付き車椅子を乗っ取って(笑)薬のビンとかカミソリで遊びつつ、
「で、何したいわけ?」ってかる〜く聞いちゃったり。「恋がしたい!」で見せたマルガリータの幻影は、ギンガムチェックのワンピ姿で公園で風船を売っているかわゆい女の子。
老ファウストはもうメロメロ〜〜!なんだけど、もしかしてこのファウスト、びみょーにロリッ気がある?!(笑)

《メフィストとファウストの契り》
メフィスト様、リストカット・・
じゃなくって💦 お互いの手首からちょっと上のあたりを、カミソリでしゅっ!
(作り物だとわかっていてもヴァラリン、心の中で「いった〜〜〜い!」と叫んでみたり^^;) → 切ったトコ同士をこすり合わせて、出てきた二人の血を混ぜ混ぜ。
使い魔の女子たちがメフィスト愛用のゴーカートに乗って登場。若返ったメフィストのお着替えを手伝い(いやん)
メフィストの指笛でGo~~~~~!

この指笛、彼すっごく上手なんです!!!昔、ダーラントを聴いた時にも鳴らしていて、その指笛の音にすら萌え萌えしてた記憶が蘇りました💘(←惚れ直しその2)
締めくくりのオケもガシガシ鳴っててGood!
え、「ファウスト」ってこんなに劇的な音楽だっけ・・?

・2幕
《酒場の場面》
出てきた村人たちはこういうお面かぶった怪しい集団↓

怪しい世界

怪しい世界、YE$の意味はわかんなかったけど、舞台とはまっていたからいいと思うのw

表情が読み取れないのが不気味なんだけど、これまた1幕の老ファウストの妄想ファンタジーに通じる「動き、生気のなさ」がアッチの世界に引き込まれるような感じ。

《ヴァランタン登場》
風船売りの妹・マルガリータを伴って・・なんだけど、この二人、まるで恋人同士のようにじゃれあっていて・・
そのじゃれあい方も
「さっさとメダルくれよ!」(なかなかのイケメンで、男気に溢れた感じが役によく合っていたと思う)
「もぉ〜〜!お兄ちゃんったらっ(いやん)簡単にはあげないわよぉ〜〜」
という感じのじゃれあい方で、
・・なんだかもしかしたら、この二人・・近親相姦的なつながり・・ある?という疑いを持たせるかのような感じ。

そして(なぜかそこに出店がw)TATOO SHOPの前で立ち止まり、おもむろに上半身裸になるヴァランタン。
アリアを歌いながら一枚ずつ脱いで、その服をマルガリータに投げて、受け取った服を愛おしそうに抱えるマルガリータ。最後に投げられた軍服は自らまとって。

ところでお兄ちゃん、背中に何彫ってもらってんの〜?って思ってたら、
背中いっぱいに(マルガリータの)”M”(筆記体で流れる感じのフォントw)・・・
・・お兄ちゃん、怖いよ💦
兄の軍服をまとい、その背中をうっとり眺めるマルガリータもかなり怖い💦
この辺からも二人の関係が怪しく思えた私。。。

《メフィスト&ファウスト、いつの間にか乱入》
ヴァランタンの出征後、すぐに人々が入り乱れるワルツに(*1)。この間にメフィスト&ファウストもゴーカートで乱入。なぜか合唱の音頭を取っているメフィスト・・💧この姿に「フィガロ」が重なって見えたり。

そのメフィスト、ウサギの着ぐるみ姿のお菓子売り・ジーベルからお菓子を買って、代金を下さいという仕草をするジーベルに向かって
「金?ダメ、やらねーから😈」みたいなニヤニヤイタズラ悪ノリ・・なにこの軽いSっぷり(違^^;)
「ボエーム」でこっそりワインをくすねて知らん顔して飲み代を踏み倒そうとしたコッリーネが重なる・・)

《サングラス&メフィストとお揃いのピンクスーツ姿のファウスト、風船売りのマルガリータの風船を全部買い占める💧》

弾けるファウスト

(弾けるファウストと音頭を取るメフィスト。怪しい・・・)

口説き方がこれですか💧買い占めた風船の一つをマルガリータにプレゼント。
マルガリータも愛しのお兄ちゃん、出征しちゃったけど誰、この(怪しくも💧)素敵な人・・?って感じで、まんざらでもなさそう。

相変わらずメフィストはジーベルをからかい、ファウストはマルガリータにいきなり「君を愛している!」と大声でコクるも、やんわり断られ・・
音楽は盛り上がって(回る回転盤とともに)くるくる回るメリーゴーランドみたい、まるでおもちゃ箱みたいなファンタジー・・・

(*1)この時点で「あれ?金の子牛は?!まさかカット?!」とどっきどき。
尤もその時は 「金の子牛」のことしか頭になく、
ワーグナーの「ネズミの歌」〜メフィストのワイン樽出し→皆に悪魔だということがばれて十字架を怖がるところ〜剣のコラールまでが、まるごとカットされていたことに気がついたのは、1回目の舞台を見た翌日。
観光の途中でふと「あれ?そーいえば・・なかった?7日にちゃんと確認しなきゃ!」って思ったのでした。

・3幕
《ファウストのアリア》

民衆の合唱、ワルツのあとに一人残ってジーベルが「花の歌」を歌い、すぐメフィスト&ファウストがやって来て、「じゃ、俺何か探してくるから」と場を離れるメフィスト。
一人残ったファウストは、マルガリータの「小さな家」(絶妙なサイズのキャンピングカー)の上によじ登って、ドアを開け、ハンガーにかかった彼女のワンピースやスリップを勝手に持ち出し^^; それに向かって「この清らかな住まい」を歌います。

「清らかな住まい」

スリップに向かって・・💧やっぱりこのファウスト、ロリッ気あるわ^^;

(この描写は2月7日に同じ舞台をご覧になった、ツイッターでお世話になっている@MoriokaM 森岡実穂さんのツイートが実に的を得ています。つまり、そーいうことね・・)

「宝石の歌」

マルガリータの「宝石の歌」ってオンナゴコロだよね・・

《マルガリータのアリア》
メフィストが持ってきた宝石箱にはティアラ、ネックレスなどのお決まりのもの以外に、シャネルのショルダーバックと、先にお星様⭐️がついた魔法のステッキ。
これを歌に合わせて振ると、舞台上のツリーの電飾がキラッ!チカチカと点滅。
コメットさん(古い^^;)みたいで可愛い!!思わず客席からも「微笑ましい〜!」という感じの笑いが起こりました。

マルトおばさん

マルトおばさん。おばさん・・というにはまだまだお盛ん?!

《マルトおばさん登場》
肉感的ボディを強調するようなぴっちぴちのジャージに鳥の巣のような頭💧
んまっ!何この宝石?!とマルガリータに詰め寄りつつも、ちゃっかりブレスレットを手首につけたりして。

そこにメフィストとファウストが登場。それぞれ、相手を口説き始める怪しい扮装の二人・・💧
片方のカップルが重唱しているときはもう片方は静止している・・この対比が面白かったです。

《そそそそそそして、問題のキャー!!》

ファウスト❤️マルガリータカップルの重唱が続く中、回り舞台の裏側に回るメフィスト&マルトおばさん。
メフィストは舞台に背を向けたまま仁王立ち、マルトおばさんは・・・メフィストの前にひざまづき・・

・・・・・・・・
これって。
いや〜〜〜〜〜ん!悪魔のくせに人間の女に何をさせたのよ💦💧💦
(涼しい顔してファスナー上げてるし💦)
も〜〜〜〜〜っ(///!(←惚れ直しどころか変態スイッチが入るじゃないかあああああああっ💦)

・・ぜえぜえ。

こっこの場面以降のメフィストは(ザ・スロースターターなので、幕が進むにつれて声の鳴りが良くなる・・ってのもあるんですが)
もうもう、私の理性を思いっきり揺さぶり攻勢に出てきやがって(違^^;)

公園でデートする二人

祝!公園デイト💕

《ファウスト❤️マルガリータの2重唱》
マルトおばさんをうまくまいたメフィスト(自分だけいい気持ちになったくせに・・違^^;)
ファウストとマルガリータの二人は公園デイト(よかったね、ファウスト・・妄想の願いが叶ったよw)
ここで「マルガリータの心を乱してしまえ・・」と歌うメフィストの独白の低音が・・めちゃくちゃ効きました(///

《押しまくるファウスト、戸惑うマルガリータを観察する悪趣味なメフィスト^^;》
二人の公園デイトを、肘枕しつつ寝転がって💦ニヤニヤしながら観察するメフィスト。
マルガリータがなかなかファウストの求めに応じず、花占いを始めるあたりではあくびも交え「っんだよ、早くしろよ〜〜(何を?)」ってな感じで・・

勢いに任せてファウストがマルガリータを押し倒すと、笑みを浮かべつつ「いけ!いけ!いいぞ!もっとやれ〜〜(何を?)」的なアクション。

・・・・・・・くーーーーーーーーーーーっ、なんて悪趣味なの!
(でもどツボにはまるわ、このドS男っぷり・・・・・(違^^;)

この場面、マルガリータが戸惑ったり、そんなに急かさないで・・と揺れるところ、木管のリズムもはっとするほど印象的だったんですが、なにしろオケがものすごく雄弁で、一旦ファウストを拒むところなど、まるで雷鳴のような響きで。
え?この作品ってこんなに劇的だっけ?あ、あの「耳触りが良く、心地よい眠りに誘う」軟派なグノーじゃなかったっけ?

《そして二人は・・メフィストは?!》
一旦撤退してきたファウストに「お前ばかかよ💧」的な呆れっぷりから「ほら・・彼女が出てきたぜ」の最後の弱声。彼の何が好きかって、もちろん全部好きだけど、とりわけ彼の低くトーンを落とした弱声には滅法弱い私。
このシチュで、あああああ、あんな官能的な響き、あり得ない〜〜〜〜〜(///▽///

そして3幕のフィナーレ、マルガリータ陥落の瞬間のあの笑い声!
公園で熱く抱き合う(ファウストはピンクの上着を脱ぎ捨て、マルガリータは押し倒されたままファウストの首に腕を回し・・)二人を「やっりい!!!」ってな感じで、いたずらっ子のような笑顔を見せつつ(いいのか悪魔がそーいう顔して💦)

三日月メフィスト

抱き合う二人、奥にはメフィスト。見た目的には幻想的で素敵だったけど、片手でぶらさがるのも大変だと思う・・肩抜けなくて良かった💦

高笑いしながら、公園のブランコの手すり部分に片手でぶら下がって揺れるメフィスト、まるで空に浮かぶ三日月みたいだった・・

*****************
ここで一旦休憩が入ります。私も一旦、休憩します・・(メモ見ながらタイプしなおすだけでも顔から火が出そう・・・(///)

さて。
「金の子牛」は本当にカットされたままなのか?!
はたまた、途中どこかで挿入されるのか?!後半をお楽しみに

 

****************
2016年2月4日&7日 ファウスト@エッセン・アールト劇場
演出:フィリップ・シュテルツル
指揮:セバスチャン・ロウランド

ファウスト:アドデッラ・ラスリ
メフィストフェレス:アレクサンドル・ヴィノグラードフ
ヴァランタン:マルティン・コーネット
マルガリータ:ジェシカ・ムイヘッド
ジーベル:カリン・ストロボス
マルト:アルムス・ヘルブスト

 

ヴァランシエンヌ

通称ヴァラリン。モットーは【チャーミングなオトナのオンナ】 アラフィフ主婦の日常生活や年に一度?!のおっかけ旅行記その他を執筆中です。 昨年秋に10年間の公立図書館パート勤めに別れを告げて新たな人生模索中。 人生のスパイスは愛と勇気と愛しい彼の声。 ロシア人バス歌手アレクサンドル・ヴィノグラードフのファンサイトも運営中:) こちらもよろしくお願いします。 詳しくはこちら Great fan of Russian Bass Singer Alexander Vinogradov & a webmaster of his fansite :)

2016 Feb.エッセン一人旅, アレクサンドル・ヴィノグラードフ, オペラ

コメント

  1. Basilio より:

    また随分大胆な変更ですね(笑)
    でもオペラの話の流れとしてはこちらの方がすっきり行くのは確かだろうなあと思います。あと、ジーベルの花の歌もカットになってるようですね。

    ご参考までに、ヴァラリンさんがおっしゃる「金の仔牛の歌」のあたりが文脈的に要らない気がするというところ、これはもうね、おっしゃる通りだと思うんです。僕はこの場面は、メフィストの活躍の場を増やすこととヴァランタンの性格付けを狙って突っ込まれていると理解しています。
    記憶を頼りになりますが、原作でも契約の後に酒場にファウストたちが訪れ、酔客をからかってトンズラする場面がありますが、ここの部分はマルグレーテもヴァランタンも全然関係ありません。ジーベルがマルグレーテにほの字という設定もたしか無かった筈。マルグレーテが最初に出てくるのは、この酒場の次の魔女の住処を訪れるところだったと思います。じゃあなんでこの場面が入ってくるかと言えば、ここでメフィストが歌を請われて一節やるという、オペラ的にはありがたい部分があるんですよね。しかもそのあとに魔法を色々と使う、となるとケレン味大好きなグラントペラとしてはここは活かしたくなる(ちなみに原作でこの場面でメフィストが歌うのは「蚤の歌」で、ムソルグスキーが歌曲にしているのでも有名です。また、ベルリオーズもここはゲーテどおり)。とはいえ何にも関係なく酔客の場面を入れるのも唐突になってしまうので(というかゲーテが唐突過ぎる展開が多いのは否めないですがw)、契約の場面でマルグレーテの幻影を見せ、酔客をヴァランタンの兵士の仲間たちに変更するかたちで、この場面を採用しているのかなと。
    併せて、ゲーテでは突然出て来てファウストと決鬪して殺されるだけの兄貴ヴァランタンをここで登場させることで性格付けしています。“聖なるメダルよ”のくだりで妹思いの兄というキャラクターをつけた上で、メフィスト&ファウストと対峙する敬虔で真面目な勇者(しかし悪魔には力が及ばない)とするため、メフィストの愚弄⇒ヴァランタンの怒り⇒剣を抜くが折れる⇒十字架にして剣のコラールという流れを作っているのかなと。これがあることで、後半でのヴァランタンの登場が納得いくものになりますし、末期にマルグレーテを侮辱するのにも説得力が増す(ここでの兄からの侮辱は、マルグレーテが追いつめられるためには重要)。また、その堅物の妹マルグレーテがそもそも清純であっただろうという印象を付け加える効果もあるかと思います。ヴァランタンの存在がわかりやすくなった分、その分メフィストお前何やってんの感が強くなっていることは否めないですが、そこはまあ悪魔だし筋の通らないこともするでしょう、ということなのかなwついでにジーベルがマルグレーテを愛している設定を加えていますね。
    (ちなみに“門出を前に”から始まるヴァランタンのアリアは最初はなかったものなのだそうです。『ファウスト』が流行してから、当時人気のあったバリトンでヴァランタンを歌いたがった人がいたんで、グノーが序曲の後半の旋律をもとに作曲したのだとか。ここであっさりあんまり意味もなく序曲の旋律使っちゃうところがグノーらしいですよねw)

    この場面の他のオペラでの扱いを見てみると、まずベルリオーズは全体にはかなり改変が多いですが、このくだりについてはほぼゲーテどおりと言っていいと思います。マルガレーテが出てくるのもこの場面より後ですし。ボーイトはこの場面は採用しておらず、契約の次の場面はもうマルガレーテとの逢瀬です(ちなみにこの逢瀬の音楽はグノーよりだいぶセクシャル)。ヴァランタンはいずれの作品でも登場しません。

    後半を読んでいないので詳しくわかりませんが、ここまで見るかぎりではこの演出ではヴァランタンをそこまで重視していないのかな、と思いました。また、少なくとも台本で印象付けられていたヴァランタンやマルガレーテの堅物ぶり、清純さを敢えて後退させ、彼らを道具立てにすることで、むしろファウストそのひとの悲劇(あそこまで生きながらえてどうしても欲しかった人生がこれかよと言うようなものがなしさ)に集中させたかったのかな、という印象も持ちました。
    後半、大期待です^^

    • Basilioさん

      遅くなってごめんなさいね💦
      ジーベルのアリアは、私の書き方が悪かったですが、ありました。
      (書き直しておきました)

      >金の仔牛の歌」のあたりが文脈的に要らない気がするというところ
      >ここでメフィストが歌を請われて一節やるという、オペラ的にはありがたい部分があるんですよね。しかもそのあとに魔法を色々と使う、

      あああ〜〜〜!なるほど、そういうことなのね^^;
      そう解説してもらうと、なんとなくわかった気が。
      (ちなみに私、ライプツィヒに行った時にメフィストの酒場「アウエルバッハケラー」に行ったことがあるんですよ。酒場の入り口の前に
      メフィストの像があって、その像とツーショットも撮ったりw)

      まあ、原作を踏まえた上でそうなっているのならば、納得が行きますわ。。。

      >ヴァランタンをそこまで重視してないのかな

      いや、後半の殺され方なんかとっても可哀想で(マルガリータも可哀想だった・・)
      メフィストがマルガリータをファウストの相手として選ばなければ、ヴァランタンもこんな死に方しなくて済んだのに・・マルガリータもこんなに苦しまなくて済んだのに・・メフィストのばかあ・・とまで思ってましたから^^;

      (しかしそのメフィストがあまりにも可愛くってカッコよくって、私一体どうしたら〜〜!という矛盾を生んでました・・・)

      >むしろファウストそのひとの悲劇(あそこまで生きながらえてどうしても欲しかった人生がこれかよと言うようなものがなしさ)に集中させたかったのかな、という印象も持ちました。

      これは確かにそういう捉え方も可能かも・・というか、後半のファウストはもうほとんど廃人同様で、正体失ってたような感じだったので、さらにメフィストの存在感が増しちゃった・・というところまで種明かししておきましょうかね^^

      続き、もうちょっと待っててくださいね。

  2. Basilio より:

    いえいえ、とんでもないです^^
    こちらもスマホが壊れちゃったんで今拝読しました。

    ゲーテのは兎に角エピソードが多いので、こういう場面の取捨選択は台本作家も苦労したんだろうなあと思います。

    >ヴァランタン
    やっぱり全部みないと印象が変わってきちゃいますね^^;
    ヴァランタンはそもそもかなりかわいそうな役ですが、この演出でもそういう仕立てになっているんですね。どうなるのか興味津津です!

    >後半のファウストはもうほとんど廃人同様で、正体失ってたような感じだったので、
    >さらにメフィストの存在感が増しちゃった
    うううん?これは気になりますね!笑

    気長にお待ちしております^^

    • Basilioさん:

      まあ!それはご愁傷様でした。
      メフィストの存在感が増したように感じたのは、私だからかもしれません^^;でも後半にびっくり!の見せ場がありますので、お楽しみに^^

  3. 娑羅 より:

    アイーダに続き、こちらもかなりなプロダクションですねー(汗)
    衣装もピンクのスーツですんごいわ~・・・。
    こういうプロダクションを品良くこなせるのは、やはりヴィノさんがまだお若くて順応する力をお持ちだからかもしれませんね。

    このプロダクションで私のご贔屓さんはヴァランタン歌えませんな。
    既にタ○ゥー入ってますから(^^;

    そして、「金の子牛」が気になるぞ~!(笑)

    • 娑羅さん:

      ぬははははw でもこれはもともとスイスのバーゼル(この時のメフィストはこっつあん)ベルリン・ドイツ・オペラ(この時はダルカンジェロ)との共同制作ですからね。3者3様、見事にキャラの違うメフィストになってると思います(その比較記事も書く予定だから^^)

      >ヴィノさんがまだお若くて順応する力をお持ちだからかも

      そうねえ。多分、彼的にはあんまり好きなタイプの演出じゃなかったかもしれない。これまでの彼の「ファウスト」は、ほとんどオーソドックスなタイプのものばっかりだったし・・
      でも困ったことに、私はドツボにハマってしまったので^^;もし、あと100回くらいこれを見ろ!と言われても、喜んで見ちゃうわ。

      >タ○ゥー

      まあまあ(笑)
      そこに関しては、多分柔軟に対応して頂けるはずですw

      >金の子牛

      種明かししといたので(笑)
      いや〜〜もう、あんなふうにやられちゃったらヴァラリン、ぐうの音も出ませんわw
      ヘンタイ街道まっしぐら〜〜ヽ(^o^)丿

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