近大通信司書資格取得コースの科目終末試験を乗り切る!不安なあなたへ送る合格のヒントと必須準備
近大通信部で司書資格取得を目指す皆様、2025年5月25日(日)はいよいよ科目終末試験ですね!そして来月の試験申し込みは5月28日から始まりますよ!
もうすぐ科目終末試験!でも「対策が不充分…」と諦めないで!
SNSを眺めていると「皆さん、試験対策すっごく真面目にやっていらっしゃるな…」と感心します。過去問を集めて解答集を作る、というのが定石になっているように感じますが、
過去問解答集が作れなくても大丈夫だった私の体験
修了した今だから言える話ですが、実は私、過去問を集めたものの、解答集は一度もまともに作りませんでした、もとい、作れませんでした。
試験・過去問対策ということが学生時代から超〜〜苦手で、辛酸を舐めたことも数知れずなのですが、今回も学習期間を通して、できなかったなぁ・・;
私が実践した「あやふやでも効果アリ」な試験対策
その代わりにやったのがこちらです。
- ネットで拾った過去問をプリントアウト
- 一通りはテキストを最後まで読む
- 答えの指針となるべきテキスト箇所に素早くたどり着けるようにしておくこと。具体的には、キーワードを書いた付箋を貼って目次や巻末の索引をささっと参考にできるように整えておくことです。これをやるだけでも、テキストがそれなりに頭に入るかと思います。
こういう感じ👇
こんなあやふやな対策でも、60点ギリギリだった科目は図書館情報資源特論1科目のみ、再試験となった情報資源組織論でさえ、最終的には70点取れました。
Web試験の鉄則!使えるものは何でも活用しよう
そして思い出して頂きたいのが
「Web試験は、何を見て答えても大丈夫」(注:他ブログ等で紹介されている他の方の解答以外)
ということ。使えるものはなんでも使いましょう!
KULeD内の[e-learning体験コーナー]で当日の流れを確認しよう
2025年3月に新しいKULeDに変更になり、仕様がこれまでとは様変わりしました。初めての方は勿論ですが、慣れていらっしゃる方も一度試してみるといいかもしれません。残念ながらNew-KULeDでも、コピペは禁止のようです。
科目終末試験 当日手元に置くもの&準備リスト【完全版】
そこで、用意すべきものを改めてまとめておきます。
【紙類】過去問・レポート・教科書の重要性
過去問:出題傾向の把握に
2022年度ごろまでは、Web試験と会場試験を選択できたそうです。会場試験は事前に配布される「科目終末試験設題集」から出題されたそうで、それに対する回答を予め作って、試験に臨んでいたとか。過去問からの回答作りは、おそらくこの流れから来ているのでは?と察します。
現在はWeb試験のみとなりましたので、出題はまちまち。それでも出題の傾向は掴めるかと思います。
参考までに、2024年11月から2025年3月の間に、私が受けた試験の設題を挙げておきます。
私が受けた試験の設題はこちら
自分のレポート:思わぬところで役立つことも
自分が提出したレポート(下書きでもOK)のプリントアウトも用意しましょう。レポートの設題に近いものが出題されることもあります。特に「図書・図書館史」はレポートで選択した日本史からの出題だったので、役に立ちました。
図書・図書館史のレポート体験談
教科書:関連科目の知識も武器になる
違う科目と関連した出題もあります。「図書館サービス概論」では、児童サービスについての設題でした。目と手が届くところに置いておくと、いざという時に役立ちます。
【パソコン周り】Web試験の生命線をチェック!
Web試験ですからパソコンが命です。
- 通信環境(Wi-Fi)は万全か?
私は学習を始めたばかりの頃、自宅のWi-Fiが不安定だったので無線ルーターを7年ぶりに買い替えました。これで安定して繋がるようになり、安心感につながりました。 - キーボードの調子は大丈夫か?
スピーディーなタイピングができる環境は大事です。 - 身分証(学生証)の左下のAから始まってAで終わる8桁(アルファベットを含めると10桁)認証番号(注:学籍番号ではありません)を、簡単に入力できるように準備しておく
試験当日にこの番号が必要になります。この番号を入力するのは旧クレドでもコピペOKでしたから、入力ミスを防止するために、これを予めパソコンの付箋機能(Macの場合はスティッキーズ)に入力し、デスクトップに貼り付けておきました。New-KULeDのe-learning体験コーナーより 認証コード欄に入力する番号を予めデスクトップに貼り付けておきます。
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認証コードをタイプしたMacのスティッキーズをデスクトップに貼り付けて
【情報源】困った時のために事前に開いておこう
設題のキーワードを読み取り、エビデンスのための論文検索はささっとできるように、これらのサイトを予め立ち上げておくと役立ちます。特にジャパンナレッジには「図書館情報学用語辞典 第5版」が搭載されていますので、普段から使うクセをつけておくと良いかと思います。
CiNiiの効率的な使い方に関しては、1月に行われたY先生の学習相談会の動画内で、先生も推奨なさっています。(KULeDの2/14公開インフォメーションか下記の、先生ご自身のツイート内リンクを参照ください)
【近大通信で司書資格を取りたい方へ】
是非見てみてください。なんか役に立つと思います。完走に期待するし、応援します!!https://t.co/f73Idu8ZyJ https://t.co/XsJQ1dsBB8— Shoei Yoshiue (@Sakuragiiwakiri) March 5, 2025
試験時間50分を最大限に活かす!解答戦略と見直しの重要性
時間配分の秘訣:「正解への最短ルート」を見つける
「正解(先生が求めている答え)にたどり着く過程を短くし、まとめることに時間を使う」が、合格のキモだと思います。
解答の見直し:誤字脱字は命取り?
しかし解答のために50分全部を費やすよりも、最後の3分では、必ず、解答の見直しを行なっていました。制限時間が来たら、自動的に解答は送信されるとのことですが、私は毎回、最後の3分間は
- 誤字脱字がないか
- おかしな表現がないか
をチェックするための時間として確保しました。大体45分くらいで目処をある程度つけていたというわけ。いくら、真っ当なことを書いていても、誤字脱字はマイナスの対象になるのでは?と想像します。それで減点され、不合格になるのは勿体無いですよね。
試験のギモン解消!解答の文字数と形式について
どれくらい書けばいい?解答の文字数目安
「何文字位書いてましたか?」という質問を受けました。試験の解答はその場で送信直前にスクショするしか保存手段がなかったので、字数までははっきり覚えていませんが、だいたい800〜1000字くらい、行数にして30行前後です。
一つだけ18行というのがありましたが、その時は不合格(50点)でした←情報資源組織論の1回目^^;
書けるだけ書いた方がいいのかな?という気はします。
レポート形式で書くべき?序論・本論・結論の構成
これもWeb学習相談会でY先生が「レポートと同じように章と節にタイトルをつけて、整えてください」と仰っていたので、そうした方がいいと思います。(そうしてなかったものもあります^^;)
試験当日のコンディション調整も大切!
自宅の温度・湿度管理
私は極端に暑さに弱く、5月下旬ですでに冷房を使わねばならない関西の蒸し暑さに耐えかねております。今にして思えば、ワタシが試験をほぼ一発で合格できたのは10月入学で、11月から始まった試験時には暑さとは無縁だったからかもしれません…(冬場は適度に暖房+膝掛けなどで調整できるので)
上半期スタートだと、試験時間中の冷房の調整も大事かも。
「試験モード」に入るための身だしなみ
それと私は試験の日は「外で試験を受けているという気持ち」を演出する為、部屋着ではなくきちんと外出できる服装と軽いメイクをして、自宅Web試験に臨んでいました。
どうでもいい事ではありますが、ちょっとした緊張感には繋がっていた気がします。
最後に伝えたいこと:合格点は60点、大切なのは積み重ねた努力!
試験で高得点(90点以上取れば「秀」がつきます^^)を取れば、それはそれで嬉しいです。
しかし極端な話をすると、試験は60点取れたら「可」で合格です。
修了証にも、資格証明書にも、点数なんぞどこにも書かれません。単位取得するんだ!と割り切って試験を受けたら、きっと良い結果が生まれると思います。だってそれまでに、すでに努力してきてるんですもの。
他人との競争ではなく、自身の努力が反映されるのが司書資格取得の良いところだと思います。
ここに辿り着いて下さった貴女(貴方)はきっと、これまでに地道な努力を積み重ねていらっしゃると確信しています。そこに+αのTipsをお伝えできれば…という気持ちで、この記事を書いてます。
頑張ってね!!!
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