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【近大司書通信】「児童サービス論」レポート体験記と科目終末試験の対策(学習のコツ)

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【近大司書通信】「児童サービス論」レポート体験記と科目終末試験の対策(学習のコツ)

近畿大学通信教育部図書館司書コースの児童サービス論レポート体験記と、科目終末試験の対策についてご紹介します。

*レポートおよび科目終末試験の具体的な解答は掲載していません。

目次

レポートについて

レポート提出から合格まで

12/9提出 → 12/30 1回目不合格
返却日数:21日
1/31再提出 → 2/20 2回目合格
返却日数:21日

レポート設題

2023-2024年度
「①児童サービスにおける読書の意義と役割について述べ、また図書館における児童サービスがなぜ重要であるかを述べなさい。
②児童資料の種類と特性について述べ、児童サービスの実践においてそれらの資料をどのような場でどのように生かすべきかを述べなさい。」

2025-2026年度
「最寄りの公共図書館を1つ選んで訪問・調査し、テキストの記述を踏まえた上で児童サービス全般における資料の現状と課題について述べなさい。」

レポート作成の注意点

まずはこちらの動画をご覧になってください。以前の動画は15分程度でしたが、現行版は約1時間にボリュームアップされています。

この科目も「生涯学習概論」同様に返却日数が早いとの噂でしたが(早い時は1日で戻ってくるとか😅)
1回目、2回目ともに20日前後かかりました。担当の先生が複数いらっしゃるので、先生によると思います。

前年度までと設題の内容が一番変わったのが、この科目でしょう。これまでの設題と全く切り口が変わり「図書館概論」「図書館サービス論」と同じく、図書館での調査が必要な設題となりました。
調査対象の公共図書館を決めて、調べたデータをうまく相互利用すると効率的です。

調査が必要な科目では、必ずシラバスの「レポート作成時の留意事項・ポイント」で、求められている項目を漏らさずチェックして、レポートに反映させてください。

図書館勤務時代も成人フロア担当だった為、児童書は「ちょっと知ってる」程度でしたが、教科書も読みやすいし、お子さんがいらっしゃる方は「我が子のこと」と捉えて、取り組みやすいのでは?!

私は前年度の課題で再提出となりましたが、1回目の講評で

“②の設題の後半部分は、単にどのようなサービスがあるかを挙げるのではなく、②の前半で挙げた資料それぞれについて、その特徴を生かしつつ、児童サービスの実践においてどのような場でどのように生かすべきかを考えるというものです。前半で挙げたそれぞれの資料の特性とサービスが対応するように述べてください”

と指摘を受けました。これは、新設題にも生かせるポイントだと思います。

参考文献

  1. 子どもと本 (岩波新書)
    もし自分に子供がいたら、こういう形で本に触れさせたかったなぁという理想系。司書云々に関わらず、新米ママさんにもお勧め。
  2. 児童サービス論 (JLA図書館情報学テキストシリーズ 3-6)
    公共図書館で揃っていることが多いと思われるJLAのシリーズ。児童サービスについて、教科書をより膨らませた形で書いてあります。具体的な本の紹介もあり、試験対策にも用いました。

参考文献の書き方は【近大司書通信】レポートの参考文献記入が劇的に楽になる!国立国会図書館サーチの活用を参考にしてください。

科目終末試験について

試験結果

2025年1月19日 受験 2025年2月13日合格 (良・70点)

出題

設問は「学校図書館の目的と役割を述べた上で、あなたが公共図書館の担当者だったら、特別支援学校や特別支援学級とどのような連携を行なっていくか説明しなさい(字数指定700~1200字)」でした。

キター♪───O(≧∇≦)O────♪
「もしあなたが○○だったらシリーズ」

実はX(旧Twitter)の先輩フォロワーさんから、この手の設題が出るかも、と教えて頂いてましたが、他の科目でもありますので頭に入れておくといいかも。司書として求められることでもありますね。

そしてまたもやCiNiiでの論文検索。使えそうな事例が僅かながらもあり、自分なりにアレンジして、なんとか70点取ることができました。

「児童」では絵本や児童文学を使った出題もあるとのことで、本を集めなきゃ!と意気込んでいたものの、途中で手が止まってしまい、どうしたものかと悩んでいたのですが、「絵本ナビ」が参考になるよと教えて頂き、試験当日はサイトを開いておきました。(結果的に不要だったけど)

まとめ

司書資格取得における学びの基本、図書館学は社会学だと常々申し上げてますが「児童サービス論」も社会学でしょうね。本と子どもの関わりについて、昨今の社会情勢とも絡めながら考えるのは楽しかったです。
そして学びの中で、実在するお勧めの絵本や児童書が出てくるのも面白かったです。

子供が本に親しむ環境を整えるためには、身近な大人が率先して本を読み、たくさんの本に触れられる機会として、子供と図書館との関わりも重要だと思います。

この記事が、皆様のレポート作成と科目終末試験のお役に立てれば幸いです。

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この記事を書いた人

通称ヴァラリン。モットーは【チャーミングなオトナのオンナ】

還暦の足音が聞こえ始めた主婦です。
オットの定年退職を機に、2017年10月に神奈川県から奈良と京都の県境にお引っ越しして8年目。
老母のゆる介護をしながら2024.10-2025.4近畿大学科目等履修生として、司書資格取得しました。

ロシア人バス歌手アレクサンダー・ヴィノグラードフのファンサイトも運営中:) そちらもよろしくお願いします。
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A great fan of Russian Bass Singer Alexander Vinogradov & a webmaster of his fansite :)

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