どちらの方面も車で20分くらい、ちょっと散歩してきまーす!な感じで出かけられるって幸せ💕
(HP見てもわかりにくいですが、岩船寺にも駐車場はあります。今日は浄瑠璃寺とも同じく、300円でした)
何年ぶりかなあ?あの辺は石仏もあって、ザ・ニッポンの里山〜〜!って感じがするので、昔から好きなところでした。
浄瑠璃寺の紅葉は今が一番いいかも…ちょっと登った岩船寺は未だ青い葉っぱもあったりで、ほんの少ししか変わらないのに、日当たりや少しの高低差で変わるものですネ。
夜は京田辺市の観音寺へ。ここには京都府で唯一の、奈良時代の木心乾漆像の国宝・十一面観音像がいらっしゃるお寺です。
連休のイベント(京田辺市市政20周年イベント)で、夜間ライトアップ拝観〜なんてのをやってたので(今日が最終日)行ってみました。
同志社大の京田辺キャンパスのすぐ近くに位置する観音寺、今では道が整備されて、それこそ岩船寺と比べると、うんとアクセスの良いお寺ですが、さ、寒かった…
昔行った時も、住職さんがとても気さくな方で
「さあさあ、どうぞ近くに来て見てって下さいね」
的な歓待に感激した覚えがある(とオットが申しておりますw)
のですが、代変わりなさっても、ホスピタリティは同じ。
丁寧に観音像の説明をして頂き、超!至近距離で国宝の!めっちゃ美人さんを拝観できるんですから。
ちなみに天平文化の北限がこの周辺になるそうです。ここの十一面観音像は古いし、普段から秘仏扱いしてる訳でもなく、ふつーに拝観させて頂ける割には保存状態がめっちゃ良いことにも驚きなんですが
明治の廃仏毀釈の時も、よく乗り切りましたネ…と住職さんに尋ねると
「あの頃はこの辺りはなーんもなかったので、却って守られた」とのこと。
…はははw
確かにね〜〜!
でもね、国宝の十一面観音像は全部で7体、そのうち奈良時代の作はこちらの方と、奈良県桜井市の聖林寺の方の二体のみだそうです。
美術品としても第1級ですので、これを300円で普段から見せて頂ける住職さんの心意気こそ「真のおもてなし」だよね、との想いを胸に帰宅しました。
(それでも8時20分には家についてたよw)
何をもって「リア充」なのかは本当に人それぞれだと思うんですが、我が家にとってはこーいうことこそが正にリア充」の極み。
嬉しい一日でした😊