暫くお寺巡り関係の話題をお休みしている間に、秋の秘仏公開もほぼ終了・・・でしょうか。
この間にもあっちこっち足を運んでまして(^_^;)
せっかく色々行っているので(ガイドとして役に立つかどうかは???ですが)
行ったとこ、行った講演会、遺跡等のリストを作りました。
誰かさんのファンサイトみたいに壮大な企画倒ればかりにならないように(笑)
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どちらも「祈りの回廊」で紹介されているお寺ですが、私はツイッター経由で教えて頂きました。
ありがとうございます。記事にするのが随分遅くなっちゃいました。
すみません、ここのお寺の八角堂の内陣は見られるのでしょうか?
— ヴァランシエンヌ (@valen_vino) November 7, 2017
栄山寺周辺の散策用マップも完成したとのことです。
【毎日新聞】散策用マップ:完成 栄山寺周辺の魅力満載 五條 /奈良 https://t.co/Y1jZxnoGhL #奈良
藤原不比等の長男・武智麻呂が建てたとされる栄山寺を中心に、付近の散策用マップ「天平の語り部との出会いを求めて」が完成。五條市が作る市内の歴史ゆかりの地を歩くマップの第2弾
— naka (@nara_naka) December 1, 2017
栄山寺は奈良県の南西部に位置する五條市にある古いお寺です。ちょっと西に行くとすぐ和歌山県との県境。
開創は奈良時代初期の養老3年(719年)藤原武智麻呂とのこと。この古くて、そーんなに知られていない(であろう)お寺に、
国宝が2つもあります。この辺が奈良の凄いところよね。
国宝その1 梵鐘 (写真上手く撮れてなかったのでwikiからお借りしました)
国宝その2 八角円堂
こちらは武智麻呂の息子・藤原仲麻呂が父母追善供養の為に建立(天平宝宇年間・・・(757-765))したものです。
本堂の秘仏公開に合わせてこのお堂の内陣も公開してるんですが(扉が開いてるので自由に中に入って見られます)
傷みが激しくて中の壁画は判別不能、仏様も傷んでました。
本堂の横の資料室で、1970代に撮影された写真で色合いは確認できます。奈良時代のお堂が残ってるだけでも奇跡的なんですけどねえ。。。
今日は五條の栄山寺(写真は国宝の八角堂)まで足を伸ばしてきました。奈良から南下して橿原、御所(ごぜ)、五條あたりまで行くと、山の雰囲気に土着感がググッと増してきます。そして奈良に戻って来ると、奈良って都会wって思った(更に北上して祇園四条なんか行っちゃうと完全アウェー感w) pic.twitter.com/Vv4NRGTQJG
— ヴァランシエンヌ (@valen_vino) November 16, 2017
せっかく色々教えて頂いたのですが、あちこち他にも巡っているうちに時間が経ってしまい、結局ツイートしたことがその時の新鮮な記憶みたいです(^_^;)
いつか、武智麻呂のお墓も観てみたいです。(実は挑戦したんですけど、車で行くのは困難で・・暖かくなったらハイキングでリベンジだ!)
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この日は帰り道に、奈良市の正暦寺にも立ち寄りました。
般若寺の白鳳仏が気に入ったとこちらで書いたら、教えて頂きました。
正暦寺の白鳳仏は、左右の足を別々に蓮華に載せて腰掛ける倚像で、あんまり他に例を見ないかも。
せっかくの秘仏公開だったんですが、仏様はちょっと遠くに安置されていて、お顔は手前に置いてあったお写真で拝見。。。
ここは、いわゆる奈良っぽいお寺(って、どんなだ?)とは趣が違い、お庭がキレイです。
紅葉もキレイでした。