奈良にある大安寺で「菩提僊那(ぼだいせんな)継承事業2018」と称し、インド舞踊が観られるとのことで、大雨の中ずぶ濡れになりながら^^;行ってきました。
大安寺は日本最古の天皇勅願寺でもあり、東大寺ができるまでは、ここが国家筆頭寺院だったこともあり、かつては栄えていたお寺で、南都七大寺の一つでもあります。
しかしここ、なんせ、アクセスが悪いのです(^^;;
近鉄/JR奈良駅から奈良交通バス「シャープ行き」に乗ると10分足らずで「大安寺」という停留所につくことはつくのですが、
これがねえ・・・このバス停から、歩いて10分ぐらいかかるのよ。
(しかもろくに歩道も整備されていない、せっまい道で・・溝も塞がってないし「奈良あるある」ですw)
ということで、駐車場もあることはあるのですが、こういうイベントの時には停められなかったらアウトですので、バスで行くことにしたんですが
あいにくの大雨。すっかり体が冷えてしまったことよ・・・
さて、インド舞踊ですが正式には「オリッシー舞踊」というものでした。
(詳しくはリンク先を^^;;;)
先着順、無料で観られるとのことで、決して広くはない境内の獅子吼殿はそれなりにいっぱい。
関係者と思しき外人さんや、一般のインド人、インド舞踊を習っているのかな・・的な若い女性たち、地元のおじさんおばさんなどなど
いろんな方達がいました。
踊りはこういう感じ(後ろの方の席だったのであんまり上手に撮れてないです^^; 雰囲気だけw)
大安寺でインド舞踊のオリッシー舞踊を観てきました。なかなかの迫力。
(詳細⁉︎はブログにて) pic.twitter.com/tgACLGQnyD— ヴァランシエンヌ (@valen_vino) May 13, 2018
この女性ダンサーのソナリ・モハパトラ (Sonali Mohapatra) さん、5歳の時に医療事故で聴力を失ってしまったそうで
補聴器でリズムを感じ取って、踊っていらっしゃるとのこと。
オリッシー舞踊は音楽や歌に乗って踊るので、そういう「音」は現在でも聞き取れないそうなのです。。。
古代インド神話に法ってストーリーができていて、それに沿って振り付けされているのですが
男女の絡みもあるとはいえ、フラメンコとか、アルゼンチンタンゴなどと違って、すっごい官能的〜〜という感じではないのですね。
ダンスはあんまりよくわからないんですが^^; たまにはジャンル違いの分野の芸術にも触れることは大事ですし、悪天候の中観に行って良かったな・・・と思いました。
難点を言えば、ステージと客席が同じ高さで、後ろの方の席だとよく見えない場面も多々あったことやら
一部、マナーをわきまえない方もいらっしゃったりで
(そこそこ前の方の席の方が立ち上がって写真撮影なさったりとか・・さすがに、その方の真後ろの席の方から注意されてましたけど)
もう少し落ち着いた環境で鑑賞できれば良かったかな。。。
大安寺の副住職さんのインスタグラムに、綺麗な写真が色々掲載されています。
(一番前に座ってらっしゃったんですが、ポイントを捉えた、躍動感のあるお写真です)