あっちに書こうかと思ったけど、とりあえず備忘録。
ま・・
ダレカが歌っていなかったら、まず、手を出すことのないタイプの作品なので、その辺はあまり突っ込まないで下さい^^;
もともと歌う予定のなかった公演で、急な代役で歌うことになり、CDまで発売されちゃったんだから、そのことは単純に嬉しいです。ロッシーニの小ミサは、これまでにも何度か歌っていますが、一度も放送に乗っかる機会もありませんでしたから、いきなりCDで聴けちゃうというのも、滅多にないことですし。
音質の良さにビックリ。マイナーレーベルだからと侮れませんね。まあお値段もそれなりにしましたけど、あまりの簡素なパッケージにがっかりしましたし、これで音質が良くなかったら目も当てられません。
(リブレットに載った写真も譜面台で顔が隠れてモンタージュ写真みたいだしさ。。。)
2008年にワシントンでドミンゴ指揮、アンドレア・ボッチェリがテノールのパートを受け持つという公演で歌ったことがあって(^^;
その時の様子がYTに上がってるので、いっときこればっかり見て聴いてたことはあったんですけどね。今回のCDで、この部分がどこだったのか、よくわからない(泣
で、その時、この作品のCDも借りて聴いたことはあって。
「清涼飲料水みたいな曲」という、とんちんかんな感想を抱いた記録が(笑)
そー!そうなの!
ロッシーニだからそうなんでしょうけど、耳に残らないタイプの音楽なのよ。バスのソロが結構長いのは嬉しいんだけど、う〜〜ん、なんかちょっと違うような気がするし(汗)
やっぱり、他のソリストと歌のスタイルが違い過ぎるんだろうか(楷書体だし)
重唱で響いてくる彼の声にはドキドキしましたけどねっ(//▽//
(このCDの中で唯一認識できる声だから・・ってのもおおいにあると思いますが)
で、私の耳だとソプラノとコントラルトの区別がつきにくいんです・・声質が似てるというか。ソプラノさん、もっとソプラノソプラノしたお声かと思ってたんですが、本来はメゾなの?そう表記されることもあるのは納得。
もともとこのCD、コントラルトはCTのフランコ・ファジョーリが受け持つことになっていたそうですが、その方が対比がついて良かったんじゃないかな・・
そして一通り聴いたあと、結局ナクソスから出てるV.ペトレンコとのショスタコ13番をガンガン2回もリピートしてしまったという。。。
すみませんね。サガです・・・orz
というわけで、ヴィノグラードフ押しを一枚選んで下さい・・と言われたら、
やっぱり後者を選びますわ(^m^)
【収録情報】
● ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(ダヴィデ・ダオルミ校訂版管弦楽版使用)
ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)
デルフィーヌ・ガルー(コントラルト)
マイケル・スパイアズ(テノール)
アレクサンドル・ヴィノグラードフ(バス)
クリストフ・アンリ(オルガン)
アクサンチュス
パリ室内管弦楽団
オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)
録音時期:2014年6月22-24日
録音場所:パリ、サン=ドニ大聖堂
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)