【京都】正寿院の秘仏・十一面観世音特別開扉と風鈴まつりを拝観レポート!
正寿院(風鈴寺)は京都府綴喜郡宇治田原町位置する真言宗のお寺です。ここで50年に一度の秘仏・十一面観世音の特別開扉があるとのことで行ってまいりました。
大体、このような山里のお寺で秘仏公開が行われても、そんなに混雑することはないのですが
(前日に行った高野山の金剛三昧院もそうだった)駐車場へ行くと、地元の京都・奈良はもちろんのこと名古屋、練馬、横浜…他府県ナンバーも結構見かけました。

「えーそんなにここの十一面観世音をみんな観たいのかなあ?!」と少々訝しく思いつつ、境内へ向かうと…
風鈴と猪目窓に魅了される「風鈴寺」
おびただしい数の風鈴が!
あー、これがお目当ての方々が多いのかな?目を惹きます。
- 猪目窓・ハート型が可愛い!
- こんな風に横たわりたい
50年に一度の秘仏!十一面観世音菩薩立像
我々のお目当ての十一面観世音菩薩立像は、本堂内陣に安置されています。鎌倉時代の作ですが、50年に一度しかご開扉されないとのことで、衣紋の金箔も大変美しい状態が保たれています。大きさは当時多く作られたいわゆる三尺(90センチ)で、程よく厨子に収まるサイズ。
左隣には不動明王が。これは「快慶のお不動さん」と呼ばれているものですが、実はレプリカで、本物は奈良国立博物館に預けてあるとのことです。
アクセスと拝観情報
アクセスは京都市内よりも、奈良市内からの方が近いと思います。一応バスも走っているようですが、ほぼ車一択でしょう。
駐車場の数は充分だと思いますが、途中、すれ違いが難しいような、狭い道も通るのでお気をつけ下さい。
風鈴まつりは9月30日まで、秘仏十一面観世音修復記念特別開扉は11月30日までです。
紅葉もきっと綺麗だろうなぁと察します。
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