ワクワク、ドキドキ、ときめいたと思えば悩んだり。ココロは万年乙女・アラフィフ主婦の愛と勇気と愛しい声と。

170929 運慶展@東京国立博物館

アート

★特設サイト

運慶展
史上最大の運慶展、この秋 東京で

仏様は一日のうち、午前と午後でせいぜい2体ずつくらいをゆっくり、じっくりとお寺のお堂の中で観るのが望ましいとは思えど、お堂の中は暗かったり、遠かったり、前からしか観られないし、そもそも秘仏で通常は見せてもらえないとか、そのお寺に足を運ぶのが困難だったり・・で、色々制約があるのも事実。こういう展覧会で一同に見られるのは、決してマニアの方、お詳しい方だけではなく、仏像に親しむという点に於いてもとても良い機会だと思います。

奈良の仏像、京都の仏像・・とひとくくりにはできないんですが、なんとなく、小学校の修学旅行で京都と奈良、両方に行った時に、どっしりとしたイメージの奈良の仏像(やお寺)に、より心惹かれました。尤もその時には、どの仏像、どこのお寺・・と記憶していたわけではないのですが、おそらくその頃の記憶の片隅にインプットされた「奈良の仏像」は、多分、運慶作のものだったのではないかな・・と、今になって思います。

4月に奈良国立博物館で「快慶展」を見た時には、あまりの数の多さと、次から次へと迫ってくる一つ一つの仏様からの迫力に、お腹いっぱい状態になって、かえって印象が散漫になり、疲労感さえ覚えたのですが、今回はそういう疲れ方はしませんでした。
人の数は断然今回のほうが多かったんですが、それは快慶<運慶という意味ではなく、奈良と東京の地理的な問題でしょう。もし同じ企画を逆同士でもやっていたら、どうだったのかな・・(どっちでも、どっちの企画もやると思われている方がそこそこいらっしゃるようなのですが、6月で終わった奈良で快慶、11月26日まで東京で運慶。これでお終い、だそうです)

一つ一つの仏像が割とゆったり配置されていることと、ライトの当て方が明るすぎず、暗すぎず・・程よいスペースに上手く配置されているからかもしれません。

作品リスト(運慶展特設サイトよりも、字だけならこのリストのほうが見やすいと思います)
東京国立博物館 – 展示 日本の考古・特別展(平成館) 興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」 作品リスト

多くの方が仰ってますが、入ってすぐ配置されている奈良・円成寺の大日如来坐像。このインパクトは強烈。これがデビュー作なんですから、もう・・・ねえ。

興福寺の北円堂内陣を再現した配置も素晴らしかった。特に興福寺の四天王立像。かっこいい(笑)
特に右手に槍を持ち、左手の塔を高く掲げるポーズの多聞天像のデフォルメ・・オットが
「(陸上の)ボルトのキメポーズは、これを参考にしたんじゃないのか?!」
なーんて言ってましたけど、13世紀にこの構図、このセンス・・さすが運慶。

同じ部屋の無著菩薩立像・・360度どの角度から観られる恩恵で、後ろからもまじまじ観ましたが、衣が本当に、本物のようなしわで、衣擦れの音まで聞こえてきそうな。

仏像ビギナーの私が最も愛している作品は、高野山の八大童子立像のうち、今回無著菩薩立像と並んでポスターにも採用されていた制多伽童子♡8年位前に初めて高野山に行って観た時から「可愛い♡」と愛でています(2014年にサントリー美術館で高野山の至宝という展示をやった時には、3回も行っちゃったわ♡♡♡)
サントリーの時は、むき出しのまま8体横に並んでの配置で、それでもかなり近い距離で観られて「持ち帰りたい^^;」という衝動に駆られてたんですが(←)
今回は(今回いらしてるのは6体のみ)一体ずつ、ガラスケースに収まっていて、
「いや〜〜ん!360度どの角度からも、50センチくらいの至近距離で観られる😍😍😍」とニヤニヤ、興奮しまくり(笑)制多伽童子の周りだけをぐるぐる何周もしてしまい、完全に怪しい人に・・💧
(お背中が意外とムチッとしてて、筋肉隆々ではないけど、そこがまた子供らしくてきゃわいい)

もう一体触れておきたいのが、愛知県岡崎市・瀧山寺の聖観音菩薩立像。お寺の外に出るのは初めてとのことですが、ここ、6〜7年くらい前に伺った時に、ちょうど雑誌等で紹介され始めた頃だったんです。その時住職さんが
「なんか急に参拝者の方が増えまして・・そんな凄い仏様だとは知らなかったもので・・どうぞゆっくり観ていって下さい」
と、商売っ気?!まるでゼロ^^;な感じだったのがとても印象的でした。
瀧山寺(滝山寺)岡崎市・天台宗吉祥陀羅尼山薬樹王院 | 聖観音菩薩立像

色は江戸末期〜明治初期に補彩されてるとのことですが、鮮やかで、素直に綺麗だな〜と思います。表情も女性的ですし。観ておいて損はないと思います。奈良や京都の仏像ならば、観光その他で行く機会があっても、岡崎には滅多なことがないと足を運びませんし、車でないと行くのがちょっとむずかしい場所ですので。。。

*****************
ちなみに、ウチが行ったのは第一週金曜日の午後。着いたのは11時ちょっと過ぎだったんですが、一番混雑している時間でした。それで取ったのが、こういう行動↓

つい、朝一番で行きたくなりますけど、その時間帯は高齢の方が非常に多いとのことで、却って混み合うそうです。
私が入った時の客層も8割は年配の方でしたし、ネットで混雑状況などをチェックする層とは思えない感じ。

最近の話題の展示は、テレビ放送の後にものすごく混み合うようですので、TV放送の予定もまとめてみました。

BSは皆が皆、観られるわけではないので、地上波15日の「日曜美術館」放送後が一つの目安ではないでしょうか。展示入れ替え等もありますし、お目当ての仏様がその時でないと観られない・・という場合はともかく、できるだけ早い時期の、午後の時間帯が比較的マシでなないかと予想しています。

ヴァランシエンヌ

通称ヴァラリン。モットーは【チャーミングなオトナのオンナ】 アラフィフ主婦の日常生活や年に一度?!のおっかけ旅行記その他を執筆中です。 昨年秋に10年間の公立図書館パート勤めに別れを告げて新たな人生模索中。 人生のスパイスは愛と勇気と愛しい彼の声。 ロシア人バス歌手アレクサンドル・ヴィノグラードフのファンサイトも運営中:) こちらもよろしくお願いします。 詳しくはこちら Great fan of Russian Bass Singer Alexander Vinogradov & a webmaster of his fansite :)

アート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.