今更感アリアリですが、1月のスペイン・ヘレス旅行についてまとめ始めます。
今回はユナイティド航空のマイレージ特典旅行を使い、往路はANA、復路はルフトハンザを予約してました。
当初は1月23日出発で:
・大阪伊丹空港→成田→デュッセルドルフ→ハンブルク→当地で現地在住の友人とバレエ「人魚姫」を観劇
の予定でした。
前日の1月22日、関東地方を大雪が襲いました。この煽りで23日朝の伊丹→成田便が欠航。
ユナイティドの特典でANAを予約していましたが、ANAの予約番号ももらっていたので、必要事項をANAのHPで登録し(パスポートNo.など)前日(22日)にはWEBチェックインも完了し、モバイル搭乗券(QRコード)もメールで送られてました。
また、搭乗予定の便に何か変更があればお知らせしてくれるANAの運行状況お知らせメールにも登録済みでした(主人のメアドも登録しておいた)
22日の夜は、私の渡航中には夫も国内旅行に出るということで、私が出発するまでは一緒にいてくれる夫と伊丹空港近くのホテルに宿泊。ツイッターのANA運行情報や、HPもこまめにチェックしてましたが、特に変化はありませんでした。
23日の朝、6時半ごろに伊丹空港へ行き、様子を伺ってましたが特に変わりなし。チェックインを済ませてしまおうと列に並んでいる時に「なんか様子がおかしいな・・」と感じました。
しばらくすると、空港職員の若い女性が「成田便は欠航になりました・・・」と拡声器も持たずに叫び始めました。
列に並んでいる間もタブレットでHPの運行情報はチェックしてましたが、成田便が欠航との記載は一切なし。え?ほんとなの?!とりあえずカウンターで交渉しなくちゃ・・
その間に職員の女性は
「成田/羽田(同じくらいの時間出発の羽田便もあったが欠航)まで自力で新幹線を利用なさる場合は、実費になりますので・・」
「できるだけお客様ご自身で、スマートフォン、タブレットを使って代替え便を探して下さい」
とまで叫ぶ始末。その時点で朝の7時ちょっと過ぎでしたが、大雪で鉄道も麻痺しているのですから、
今から大阪を出て、成田11:00発のデュッセルドルフ行きに乗れるとは到底思えない。
・・・どうせ鉄道や道路もめちゃくちゃだろうし、下手に東京へ行くよりも、今日の名古屋発フランクフルト便か、明日の関空発に振り替えてもらおう。
と、カウンターで交渉しようと決めました。
散々待たされて、やっと順番がきました。
「ユナイティドの特典で今日のANA便を予約しているのですが・・」
「・・申し訳ございません。その場合はユナイティドさんとの交渉になりますので、こちらではお受け致しかねます」
・・なんだとお?!
そうか、言われてみれば確かにそうなんだけど、この非常時でもダメなの?と食い下がったのですが、
「申し訳ございません」の一点張り。
まーこの日は確かに非常事態で、カウンター業務の方々も大変だったのは察せます。
ここ2年ほどANAを使って、うまく行ってる時のフォローは「痒いところに手が届くねえ」と対応がとても良いことに好感を持っていたんですが、
国際空港とはいえ、圧倒的に国内便が多い伊丹の対応は「それなり」だなあと感じました。
若いカウンター職員が多いのも、有事には不向きなのかも。
仕方がないので諦めて夫に報告。日本ユナイティドのカスタマーセンター電話受付は9:00からですし、米国へ電話するのもリスクがあるし・・
とりあえず、ユナイティドのカウンターを持っている空港に行って交渉するのが手っ取り早いだろうと判断。
の「アジア太平洋およびオーストラリア」→
https://www.united.com/web/ja-jp/content/contact/ato/results.aspx?Region=3&POS=JPで、関空と名古屋のカウンターについての記載を確認しました。
関空はグアム便とサンフランシスコ便がある時だけのオープンですが、名古屋は「毎日午前9時20分~午前10時50分」と記載。これを頼りに、名古屋まで行ってみることに。
移動中、9:00になったと同時にユナイティドへ電話するも全く繋がる様子はなく;;
夫が頑張って飛ばしてくれたので^^;10:10ごろには名古屋空港に到着しました。10:50のカウンタークローズには間に合いそう・・
ところが、カウンターを探せども見つからず・・「おかしいねえ」と思いつつ、駄目元で総合案内の受付の方に「かくかくしかじかで大阪から来たんですが、ユナイティドのカウンターは・・?」
と尋ねると
「朝のグアム便がある時には開くんですが、あいにく今日は・・夜の便はあるのですが」
(えー!それじゃ関空と同じじゃないの・・・orz ここまで来た意味は)
しかし、ここからが伊丹と違って神対応。
ユナイテッドの職員さんが夜の便の為に何時頃来るか等問い合わせて下さり、確約はできませんが、早ければお昼過ぎに来るかもしれないので、それまでお待ち頂ければ・・など、親切にしていただきました。
こういう非常時は不安でいっぱいなので、ちょっとでも親身になってもらえると、すっごいポイントあがるのですよね。
ということで、朝ごはんもろくに食べないまま名古屋まですっ飛んできたので、電話をかけつつ、ご飯食べたりしながら待機。
結局3時間くらい電話かけ続けて、やっとお昼前にユナイティドのカスタマーセンターに繋がり、翌日の関空便を取ってもらうことに成功。
この時点で、翌日のルフトハンザ関空ーフランクフルト便の出発時間まで24時間切ってたので(電話が繋がらないからこういうことになったのよっ^^;;;)No Show扱いになっちゃうかもーー;と心配してましたが、大丈夫でした。
(ここではユナイティドでの判断ではなく、実際に乗るルフトハンザの判断になるみたいで、ユナイティドの担当の方がルフトハンザに連絡し、OKが出て無事振り替えが済んだというわけです)
結局、名古屋まで来たことは無駄足になってしまったのですが、あの時の受付の方の心遣いはとても心にしみました。お礼を言って、今度は関空近くのホテルへとんぼ返り。協力してくれた夫よありがとう^^;
【教訓】
ユナイテッドの特典でスターアライアンス系の航空会社を取る方も多いと思います。
これを使う時は、できるだけ米方面に行く時がいいのかな・・
そして特典旅行を取る時は、僅かな時間でも予約を取った航空会社のカウンターが開く空港を使うのが得策かと。
今はツイッターのDMなどでも対応してもらえるのでは?とのアドバイスも後で頂きましたが、
(特に海外で)有事の時にはFace to Faceが、間違いが少ないかな〜と思います。
そんなわけで、ハンブルクの友人には申し訳なかったのですが、
1日出発を遅らせる判断をしたのは、あの時の私の最善の決断だった・・と思います。
【保険金も下りました】
クレジットカードの付帯保険だけでは、ちょっと心もとないので、足りないな・・と思う部分を、オプションで掛け金を決められる「たびほ」という保険をかけています。
今回、この保険でカバーしてくれている「航空機遅延」に該当したので、保険金1万円がおりました。
手続きも煩雑ではないので、かけておいてよかったと思いました。
【当日のてんわわんや(古っ^^;)ツイートはこちら】
http://twilog.org/valen_vino/date-180123