ワクワク、ドキドキ、ときめいたと思えば悩んだり。ココロは万年乙女・アラフィフ主婦の愛と勇気と愛しい声と。

140707 イマジン七夕コンサート ルネ・コロさよならコンサート

日々の暮らし

今でこそ某バス歌手一筋?!と揶揄されつつ、彼のファンサイトなんぞ作り、追っかけに忙しい(実はそうでもないけど)私ですが

元々オペラを聴き始めたのは「マイスタージンガー」の前奏曲から全曲入りしたのがきっかけ。そういう経路を歩んだ私にとって、ペーター・ホフマンやルネ・コロは(もちろん、お二人とも録画や録画でしか接したことはありませんでしたが)
入門時代のアイドルだったわけです。

ホフマンは残念ながら4年前に亡くなりましたが、彼よりも年上のルネ・コロは御年76歳、まだまだ現役。
え?まだ歌ってたの^^;とびっくりしましたが
「ローマ語り」が日本で聴けるのならば是非とも!と思い、滅多に出かけない平日夜のコンサートに行って参りました。

実は私、夫とドイツ旅行を始めた初期の頃にバイロイトに行ったことがありまして^^;
あの劇場の中にも入ったことはあるのです。(GWの時期でも見学はOKでしたので)

バイロイトの街のCDショップは、ワーグナー好きならよだれが出そうなあまたのCDがたくさんありましたけど、書籍も色々ありました。
その中に定価の4分の1くらい(だったと記憶・・)で投げ売りされていた、コロの写真集も持ってます^^;;;;;
(部屋の何処かの段ボールの中にあるはず・・近いうちに探し出して、ネタ写真 → 素敵な舞台写真をアップしてみましょうか)

その写真集の後ろの方に年表がありまして、+2004年に出版された自伝と合わせて、当時親しくさせて頂いていたネット仲間の方々とタイアップして、経歴をまとめたこともあったり・・ 

★★★こちら★★★ 10年近く前に作ったものですが。

・・ま、ネット始めた頃からこういうことは好きだったっちゅーわけです^^;

そういうことで、コロはちょこっとだけ、私にとっても特別なお方。そうそう、そういえばアレクサンダー・ヴィノグラードフがわっか〜〜〜い頃、なんかのコンクールに出場した時に、コロが審査員だったことがあったはず。20年近く前かな?
(…全てはヴィノグラードフに結びつく・笑 さすがヴァラリンのブログ?^^;)

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こほん。
前置きはともかく・・・とにかく、初めてのルネ・コロはやっぱり、ルネ・コロでした。
コロさんのお声は未だに世界最高標準、ということを知らしめた「ローマ語り」だったのではないでしょうか?帰宅途中にTwitterチェックしてましたけど、
これほど満場一致での絶賛、それも普段辛口で手厳しい批評の多い論客とお見受けしていらっしゃる方々でさえも絶賛なさっているのは、嘗て記憶にないかも。

頭は小さいけど胸回りの分厚さにびっくり。そして足は若いときと同じように、すらっと長いのですけど、歩き方は少しおぼつかず・・・
その辺にいるドイツのおじいちゃんだなあ・・という感じに見えましたが、

歌が始まるともうそこには、タンホイザーがひとり。

コロのタンホイザー、’96のハンブルク来日公演のビデオ映像(当時私はオペラ未満だったんですけど、年末の放送を夫がなぜか録画していて、私のオペラ開眼後に日の目を浴びた映像)をあきれるくらい何度も見返し、聞き返し・・・

その映像で初めて、タンホイザーという役が、若くて美しいだけの声、姿の歌手では体現できない何か・・・
言い方は悪いけど、棺桶に片足突っ込んでいるような形相で歌い、表現することこそ、この役の真の解釈なのだわ・・・と、しみじみ感じたものです。

その映像と同じ情景が、同じ空間で再現されている・・・まさにそういう感じ。あれがじかに聴けただけでも得難い体験でした。役が身に付いてる、もう職人技でしょう。

もうあちこちで言われていますが、それにしても凄い声量。年齢を重ねても、全く声量の衰えない歌手って稀にいらっしゃいますが、コロはホントにそのタイプで、
「年齢が残念・・ああ昔は凄かったのに」のではなく「今も凄いね」なのですね。

体感的にはコロが歌っている時はオケの音量が半分ぐらいに落とされているんじゃないか?!と思うぐらいの突き抜け感。あれって持って生まれたものなんでしょうね。常人がいっくら努力しても、達することのできない領域。

今回、開演前と幕間でいつもTwitterでお付き合い下さっている@kimonomamaさんとお喋りしたのですが、彼女の席は2階左のステージの真横の席。ここでもコロの声だけ突き抜けて聞こえたとのことですから、推して知るべし・・

惜しむらくは私の席の位置。張り切って1F前方を取ったんですが、逆サイド(=右手側)だったので、直接的に声を浴びることが出来なかったこと。左の同じ位置、もしくはもう少し後ろの方だったら、もっと凄い体感だったと思います。

後半のオペレッタのハイライトはもちろん「メリー・ウィドウ」!!
ダニロもカラヤン盤のCDを浴びるほど聴いてますから、絶対にダニロはテノールでないと嫌なのよ。その大好きなダニロを聴けたこと!
おまけに歌詞を一部日本語に変えて歌って下さるという粋な計らい。エンターテイナーとしても未だ超一流ですね。観客を楽しませる、感動させるツボを外さないですもの。

指揮の井﨑正浩氏は良かったと思います。ちょっと日本人歌手の歌のところでは、冗長に感じる所もナキニシモ・・でしたけど、オケもののピースではそういうことを感じさせませんでしたし。

まあもう、こういう時って何をどう言っても ヤ・ボ でしょ^^!
コロさんのオハコ、タンホイザーとダニロが日本で聴けた・・・一生の耳の財産になりました。
それだけで充分というものですわ!!

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プログラムとしては硬軟織り交ぜで理想的だと思いますが、
う〜〜、司会進行とか、曲の説明までご丁寧にあるとは思ってませんでしたので、予想以上に終演が遅くなり・・・
夜のコンサートではどうしてもシンデレラタイムが気になる、山奥暮らしの身にとっては、こういう「読めない」プログラムってちょっぴり厄介でもあります。

そして開演前と幕間でお付き合い下さった@kimonomamaさん、ありがとうございました(^^)こういうコンサートで一人だとちょっと寂しいと思ってたので、嬉しかったです。
次回は是非、新国マチネの時にもっとゆっくりお喋り致しましょう〜〜!

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イマジン七夕コンサート2014  ルネ・コロ  さよならコンサート

2014年 7月 7日(月)18:45開演(18:15開場)
会場:サントリーホール大ホール
出演:ルネ・コロ(テノール)、井﨑正浩(指揮)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、小松英典(バリトン)、白川佳子(ソプラノ)、蔵野蘭子(ソプラノ)、城守香(アルト) 
ナビゲーター:山形由美、加藤昌則

ヴァランシエンヌ

通称ヴァラリン。モットーは【チャーミングなオトナのオンナ】 アラフォー→そろそろアラフィフ主婦の日常生活や年に一度?!のおっかけ旅行記その他を執筆中です。 昨年秋に10年間の公立図書館パート勤めに別れを告げて新たな人生模索中。 人生のスパイスは愛と勇気と愛しい彼の声。 ロシア人バス歌手アレクサンドル・ヴィノグラードフのファンサイトも運営中:) こちらもよろしくお願いします。 詳しくはこちら Great fan of Russian Bass Singer Alexander Vinogradov & a webmaster of his fansite :)

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