義母を見送って

夫の母の葬儀も無事終わり、今日から職場復帰しました。

亡くなったのが8月27日、お通夜と葬儀が9月に入ってから・・と少し間が開きましたので、色々心配だったのですが(お寺も葬儀屋さんも混み合っていたそうです・・;)
夫は実母の死ということで、一週間忌引き休暇をもらえますし、
私も職場で調整してもらってお休みをもらい、夫の故郷で過ごしておりました。


2月に脳梗塞で倒れて以来、ずっと寝たきりで入退院を繰り返してましたが、87歳でも内臓の病気はなかったので、なんとなくこのまま長らえるのかな・・と思っていた矢先でした。
6月に叔母(夫の父の妹で義母とは同い年だった)が亡くなった時は、末期がんで余命宣告を受けてましたから、心の準備もできていたのですけど、
今回はそうではなかったので、義兄から涙声で連絡を受けた時には動揺しました。直接の死因は肺血栓とのことですが、いわゆる「危篤」という状態がないままでしたので。

四人兄弟の末っ子の奥さんで、おまけに私自身が一人っ子ということもあり、自分の母と同居している身ですから、ぜんぜん役に立たないヨメでした・・・

田舎独特の、ともすればクドいような^^;愛情に、結婚当初は戸惑いもありましたが(私も若かった・・)
適度な距離が良かったのでしょう。本人が姑問題では苦労した人でしたから、私には本当に優しいお姑さんでした。(同居している私の母のこともいつも気にかけてくれていた)

私たちがアメリカに行っていた時、夫が単身でインドへ行っていた時などは、色々気を揉んでいたことと思います。

寝たきりになってからは、ずっとそばで世話をしていた義姉のことすらわからなくなるときがある、と聞いていた頃に夫とお見舞いに行ったら、夫のことはちゃんとわかってくれたこと。あの時は本当に嬉しかった。

その頃から、目が童子のようにキラキラと、無垢な眼差しになっていたのは、色々なしがらみから解放されつつ、身軽に旅立つ準備をしていたからなのかもしれないなあと思います。

近しい肉親の死ということで今回、初めて納棺式に立ち会うことができました。葬儀屋さんから派遣されて来た若い女性2人組の納棺師の方達が丁寧に死化粧を施し、着物を着せたり、旅支度を整えて下さいました。

身支度は遺族も参加するものだそうで、私も夫と一緒に脚絆(すねあて)をつけるお手伝いをさせて頂きました。
その時、義母の足に手が触れたんですけど、ドン・ジョヴァンニが石像と握手した時に「冷たい!」と驚くところがありますが、まさにあの感じ。
心臓が止まって血が通わなくなり、肌の色が土気色に変わる・・ということは、こういうことなんだ・・・と身を以て実感。
でも、夫や義兄家族、義姉や(もう8割方ぼけてしまっているけど、時々正気に戻っては泣いている)義父と一緒に参加できて良かったと思いました。

親を見送る・・というのは悲しいけれど、静かに眠っているかのような義母の死に顔に、癒されたような気持ちになったのも事実。
そして、ちょっと日にちが空いてからのお通夜や葬儀って、バタバタ感が薄らぎますし、かなり、悲しみも少しずつ心に定着し始めるものなんですね・・

私、17年前の自分の祖母の時は、母を始め、ウチの親戚のおじ等が、ものすっごく慌ただしく事を進めてしまったので、かなりムッとしていたんですが^^;
そういう慌ただしい感がなく、のんびり穏やかだった義母に相応しい事の進め方で良かったな・・と思いました。

さ、旅行記もすっかりさぼってしまいましたし、あの人(笑)のファンサイトのリニュもほぼ完了しましたので、ちょっとずつ通常モードに戻して行きます〜〜
11月には来日もするしね!

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