行くと決めて自ら動かないと、物事も思うように動かせない。そんな気になっている。

航空券の予約やっと全部済ませた。希望日がちょうど向こうの連休初日に当たる為、割高になってしまったが自分の希望を全て入れるとどうしてもこの日にちは動かせないと思った。行けるかどうか相変わらず微妙だけど、行くと決めて自ら動かないと、物事も思うように動かせない。そんな気になっている。
— ヴァランシエンヌ (@v_valencienne) 2014, 5月 21

今回の旅行記(旅程表は→→→)を書き始める前に、今の私の置かれている状況をお話しておきます。

車で3、4時間ほどの距離に住んでいる、主人の実家の両親+近所に住んでいる独り身の叔母(全員アラナイン<ーでいいのか?つまり90歳前後)が
昨年末頃から体調が思わしくなく、揃って入退院を繰り返しているうちに、

GWには義父が一時、意識不明に陥ったとか、義母も脳梗塞の後遺症で入院が長引いているうちに痴呆が進んでしまったりとか、叔母も末期がんで、余命いくばくもない…とか宣告されたりとか。

5月に入ってからは毎週末には主人と一緒に実家まで行って、様子を見てました。

…この状況で、のんきに海外旅行なんかしていていいんだろうか?

何度も自問自答しました。直接携わっているわけではないけれども、目の前に突きつけられた介護問題の現実・・・
義父母と同居している義兄や義姉に負担もかかっているし、心苦しくも思っています。

旅行中に万が一のことがあった時(私は自分で決めたことだからどれだけ非難されても構いませんけど)
「嫁はこんな非常事態時に海外旅行に出かけていた」と親戚一同から非難されるかもしれない、そんな旅行を許した主人の立場は?等等、考えだしたらキリがありません。

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でも、多分半年先に延ばしたとしても、状況は変わらないどころか、時々刻々と悪くなる一方(残念なことですけれども、良くはならないでしょうから・・・)だろうし、

5月初旬現在発表されていた、来シーズンの彼の予定を眺めてみても、時間とお金をかけて飛行機に乗って行くほどの情熱を持てる演目が見当たらない…というのも大きくて。
(近くに住んでいるのならば、「鐘」も実際に聴きたいんですが^^;)

1月にトリノ@魔笛の遠征を中止したのも、家族の事情によるものだったんですけど、
だんだんと自分の事情だけでは、都合がつかなくなることが、この先もっと増えるかもしれない。
去年の遠征では、自分がウジウジしていたことによって、後の後悔先経たず…的なこともしてしまったし、
今、もう一度行っておかないと、暫く行けなくなった時に心残りがキツそう・・・ってのもあって。

幸い、余命宣告をされた叔母も、一時期の一番悪かった時期から少し回復して、今すぐどうこう・・って感じではなさそうと思ったのですが、
職場の同僚の中にも、つい先日余命宣告どおりにお父様を亡くされた方もいたので、ほんとに人の命は、誰にも予測がつかない、わからない…どうしよう…

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5月29日と30日のバリャトリードでのコンサートのチケットは、3月のオスロフィル/V.ペトレンコの来日公演を聴いた翌日に買っておきましたし
(なんせ3列目のど真ん中が€27/一日っちゅー安価なチケットだったので、万が一行けなくなったときも惜しくないと思っていた)

ホテルもBooking.comで予約しておいたのですが、
肝心の飛行機の予約はなかなか踏ん切りがつかず・・・眺めているうちに値上がりしてしまいました^^;

でも、よくよく考えてみると1月のトリノ行きがダメになったのは、
あの時から義父の体調が思わしくなくなってきていて、もしかしたら…という思いがあり、飛行機の予約を一番後回しにしていたんですが、

一番の原因は「行ってくるんだ!」という確固たる意思が欠落していたからかもしれない、その結果行けなくなってしまった状況を呼んでしまったかな・・とも思っていたのです。

行くなら、まず飛行機の予約は確実にしないと。

今の私のように、いつ何時変更を余儀なくされる状況下にある場合は、変更が簡単にできる旅程にするのが鉄則、つまり、大掛かりな移動を伴う旅程にしない方が得策なのはわかっていたんですけど、
(今回の場合は、4泊6日マドリード往復で飛行機を抑えて、間にバリャトリード往復を挟む・・・ぐらいの感じで組むことがベスト。飛行機を予約した後で知ったのですが、私が予約したのは「日程の変更」は可能だけど「場所の変更」は不可でしたから)

バリャトリードがどんな街なのか?日本語の情報も殆どなく、観光では持て余してしまうかも。。。ということと
万が一コンサートをハズしてしまった時の保険?!として、
他にオペラかコンサートがある街と掛け持ちしたい気持ちは抑えられず・・・

まず、起点となる(であろう)マドリードのレアル劇場の日程を探りました。しかし演目が「ホフマン物語」
何度かチャレンジしているんですが、ちょっと私には合わない演目+チケット代が思いの外、高額だったことで、どうも食指が動かない・・・

同じスペインならば、2度行っていて未だ訪れていないバルセロナも面白そう。ここでは人気歌手が出演する「ワルキューレ」が予定されていました。
ワルキューレなら、好きな演目にも関わらず一度もまだ実演を見たこともないですし、キャストも揃っている…と、気持ちが傾きました。

しかし…バルセロナはスペイン1の人気観光地ということもあり、オペラハウス周辺のホテルもパリ並みに高い!

それに、飛行機で移動出来ればラクだと思っていたのに、最終目的地のバリャトリードまで、Ryan airが夕方に一便飛んでいるだけ。あまりライアンエアーには乗りたくないし、結局バリャトリードに辿り着くには、マドリードを経由するのが最も利便性に優れた方法です。

となると、バルセロナからマドリードまでの移動手段。スペイン国鉄Renfeの高速列車で3時間、飛行機だと1時間。
昨年、トリノからパリに電車で移動した時にトラブルがあったことから、あまり長時間の電車移動は避けたい・・・なら飛行機?

う===ん、でも、どうせ飛行機に乗るならば、別にスペイン国内に拘らなくてもいいんじゃない?

…え?
……また?
………だってさ、知らないとこ×2箇所・・・って、精神的にもキツくない?
…うん、そうだよね…慣れたところでならし運転したあと、スペイン入りしたらどお?

という心の声が。。。^^;

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ということで、最終的に選択したのは、なんと(またまた?!)ベルリン^^;;;;;
なんでスペイン行くのに、わっざわざ、ベルリンに寄って行かねばならんのだ・・とは、当然思いました。

でもねえ…
ベルリンでは、28日にシラー劇場で「ドン・カルロ」
おまけに27日にはドイツオパーで「ドン・ジョヴァンニ」DOBなら到着日にそのままオペラ行けちゃうし。。。
こういう計算が成り立つところが、行き慣れているベルリンの強み。

それに、在ベルリンの友人にも久しぶりに会いたい。思い立って急遽連絡を取ったところ、ちょうど28日だけは空いている・・とのお返事がもらえました。

こういうわけで、キャンセルする可能性もあり得ますから、割高になるのは仕方ありません。
キャンセル料、変更手数料を払えば返金されるタイプの航空券を予約したのが、5月10日。出発のほぼ2週間前でした。
その10日後に、ベルリンーマドリード行きの航空券を予約。冒頭のツイートは、その時の決意表明・・だったというわけです。

いつもは、行ってきたあとで事後報告していた私としては極めて稀なことですが、事前に「行く」ことを、ブログやツイッターで書いてたのも、書いておけば無事に行って来れる可能性が高まるかも・・という言霊効果を願ってのことでした。

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こんな状況でしたので、いつ呼び出しがかかってもいいと覚悟して、
いつもならば、予約出来るものは全て日本出発前に予約をしてしまうのですが、いくつかのパーツは現地調達でまかなえるように、フレキシブルにしておきました。

(マドリードまで行ってしまえば、帰りの便を一日早めるのが可能になるから、おねがいだからせめてマドリードまでは行けますように・・と、常に願っていました^^;)

で、敢行した結果はこんな感じ =>=>=> (旅程表にジャンプ)

でもホント、幸いこの期間には何事もなく、義両親も叔母も小康状態を保っているとのことで、ホッとしました。

こんな状況で、旅に送り出してくれた主人と
(ヨメの立場として、それはどうなの?!と小言を言っていた^^;)同居している私の母と

旅行の為の連休申請は事前に許可を頂いていたものの、GWにも(=義父が一時意識不明に陥った時)取りはからって連休を取らせてくれた上、またもや連休を取らせてくれた職場の同僚たち…
それに、事前にツイッターやメールで励ましてくれたネット仲間たちには、ほんっとに、感謝してます・・・ありがとう:)

投稿者: ヴァランシエンヌ

通称ヴァラリン。モットーは【チャーミングなオトナのオンナ】 アラフォー→そろそろアラフィフ主婦の日常生活や年に一度?!のおっかけ旅行記その他を執筆中です。 10年間の公立図書館パート勤めに別れを告げて新たな人生模索中。 人生のスパイスは愛と勇気と愛しい彼の声。 ロシア人バス歌手アレクサンドル・ヴィノグラードフのファンサイトも運営中:) こちらもよろしくお願いします。 詳しくはこちら Great fan of Russian Bass Singer Alexander Vinogradov & a webmaster of his fansite :)

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